山田孝之が主演を務めるNetflixオリジナルシリーズ「全裸監督」の豪華キャスト総勢14名が一挙解禁となった。

山田孝之主演で制作が決定した“AVの帝王”と呼ばれたAV監督・村西とおるの半生を描く「全裸監督」。主人公の村西とおるを演じる実力派俳優・山田孝之に加え、今回新たなキャストとして村西の相棒的存在・荒井トシを独特な存在感で映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍中の満島真之介、村西が裏社会で躍進するきっかけを作る出版社社長・川田研二をNetflixオリジナルドラマ「Jimmy〜アホみたいなホンマの話〜」での明石家さんま役での好演も話題となった玉山鉄二が、村西の成り上がり人生を支える中心人物を演じる。

また、厳格な母親を前に本当の自分をさらけ出せず苦悩する大学生で、後に村西がAVの帝王となる最大の要因と言っても過言ではないAV女優・黒木香に、期待の新星・森田望智がまさに体当たりの演技で挑む。

さらに、柄本時生、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範、吉田鋼太郎、板尾創路、余貴美子、小雪、リリー・フランキー、國村隼、石橋凌ら個性豊かな名優たちが名を連ね、山田演じる“村西”に負けないキャラクターの濃さで、「全裸監督」の世界に彩りを与える。

満島真之介 コメント

お話をいただき、非常にワクワクしました。この題材を今描くということに未来を感じたし、これから生きていくエネルギーをもらいました。そして、当時の歌舞伎町をイメージした素晴らしいセットで撮影ができることにさらにワクワクは高まり、最初に足を踏み入れた瞬間は、夢の中にいるようでした。スタッフの力は、やはり偉大です。タイムスリップしてきたような気持ちで、思う存分暴れまわりました。

そして、山田さんをはじめとする村西軍団は、とても魅力的なチームです。それぞれの個性を存分に出しあい、芝居の中でセッションできる役者が揃うと、台本だけでは見えない人物像がこんなにも深まるのかと。現場も毎日エネルギーに溢れていて、その空気感が確実に作品の力になっていると思います。

世界中の方々に、日本のエナジーを感じて欲しいですし、これから未来に生きる若者たちのエネルギーの源となってもらえたら嬉しい。

玉山鉄二 コメント

80、90年代の日本映画はある意味、日本らしさに満ち溢れていたのかもしれない。モラルやコンプライアンスが不鮮明だった時代で、勢いがあったのは事実。この本を読んで、今は隠されたその日本らしさを感じました。

川田はある種、特徴が無く無意味に生きている人間。だからこそ、どう演じても良い。そう自分に言い聞かせて檻を外し、変人だけどそこにリアリティを仕上げる事が狙いでした。

プロデューサーから「日本最大の輸出品はひとつはエロだ」と聞いたときに大きな驚きを感じ、深く納得しました。今こそ隠された日本らしさを皆さんに見て感じてほしいです。

森田望智 コメント

個性的でダークな題材だけれど、王道的でポップな内容でもあって、誰もが楽しめるような、みんながワクワクするお話だと思いました。そして、いい意味で色々ぶっ飛んでいる。だからこそ、これどうやって映像になるんだろう?と想像のつかない奇想天外な情景が沢山浮かんできて、何より私自身が一番ワクワクしてました。

どんな方にも観て頂きたいですが、とくに女性の方には届いて欲しいです。いかがわしい、こんなの普通じゃないと敬遠されがちなAVの世界です。けれど、ここで働いているのは、他の人と同じように仕事に誇りを持って、不器用ながら一生懸命生きている、パワフルで愛しい人たちです。この人達の姿を通して、私たちの思っている普通って本当は何だろうと、考えるきっかけになってくれたらいいなと思います。

Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督」2019年Netflixにて全世界独占配信

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