『まく子』山光×草剛の2ショット写真解禁、海外映画祭コンペ部門に正式出品
西加奈子の原作を山粼光、草磲剛、新音、須藤理彩のキャストで映画化した『まく子』劇中3つの場面写真が解禁となった。
公開直前に解禁となったのは、映画『まく子』劇中3つの場面写真。1つ目は、山粼演じる主人公サトシと父親役の草磲が母親に呼びかけられ、一緒に後ろを振り返る2ショット。物語の終盤、なりたくない大人の一人として嫌悪していた父・光一とはじめてちゃんと向き合い、父子の心のわだかまりが解けていくとても大切なシーンとなる。
2つ目は、村上純(しずる)演じる、大人なのに子供たちとばかり一緒にいる青年・ドノとそんな彼と心を通わせる、内川蓮生演じる不登校児ルイの場面写真。ドノは、学校の校庭でいつも大きな声で漫画を読み、サトシはそんなドノを少しバカにしていたが、ルイにとってドノは師匠のような存在だと聞き、ものの見方をあらためるきっかけとなるシーンだ。
3つ目は、町で子供たちが作ったみこしを担いで練り歩き、最後にそのみこしを壊す「サイセ祭り」でのワンシーン。再び生まれ変わる“再生”という意味が込められたお祭りの当日、クラスメイトと作ったみこしを壊しているところを見たサトシが、小倉久寛演じる校長先生に、みこしを壊さないでと懇願するシーン。今まで様々なことに対し、受け身だったサトシの変化と成長を感じる場面となっている。
また、映画『まく子』は、若者向けに想像力豊かで、革新的な映像作品を選出している映画祭リール・ツー・リアル国際青少年映画祭(4月7日〜4月13日)コンペティション部門での正式出品が決定している。
映画『まく子』は3月15日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開
(C)2019「まく子」製作委員会/西加奈子(福音館書店)
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