直木賞作家・井上荒野による第11回島清恋愛文学賞受賞作「潤一」がドラマ化。主演に志尊淳を迎え、共演に藤井美菜、夏帆、江口のりこ、蒔田彩珠、伊藤万理華、原田美枝子が名を連ねる。

本作は、是枝裕和・西川美和を中心に設立された制作者集団・分福が企画し、『あゝ、荒野』『愛しのアイリーン』『新聞記者』など話題作を作り続けるスターサンズがプロデュースしたドラマ。女性たちを瞬時に魅了するミステリアスな青年・潤一と、様々な背景を持った16歳から62歳までの女性たちとの刹那の愛を描く。

主人公の潤一を演じるのは志尊淳。文化庁芸術祭テレビドラマ部門放送個人賞受賞の『女子的生活』で演じたトランスジェンダーの役とは全く違った「気まぐれな不良」をエロティックに演じ、本作で初のベッドシーン・オールヌードに挑戦する。潤一と一瞬出会って、そして別れていく孤独な女たちを演じる女優陣たちには、藤井美菜、夏帆、江口のりこ、蒔田彩珠、伊藤万理華、原田美枝子が名を連ねる。

2018年から始まった国際ドラマアワード、カンヌシリーズのコンペティション部門に正式出品される。同作は2019年7月から関西テレビでTV放送される予定で、インターネットの各プラットフォームでも配信をスタートする。

また本作は、2018年からスタートした、世界で制作された連続ドラマを対象とするドラマの祭典フランス・カンヌ国際シリーズフェスティバル「CANNESERIES=Cannes International Series Festival」に、日本作品として初のコンペティション部門に正式出品が決定。国内外から注目を集める作品となっている。

志尊淳 コメント

この度このお話を頂き、小説を読ませて頂き、今まで物事を理屈的に解釈をしようとしていた自分の概念が否定された気持ちになりました。人の関わり、感情には理屈だけではない、“何か”が潜んでいて、それを凄く体現しているのが“潤一”だと。

明確にわからない“何か”を自分と見つめ合い、潤一と寄り添い、模索していきました。

本能的な感情に嘘をつかず、人の心の隙間に入っていく、“潤一”。

そんな“潤一”を素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんと探し、体現でき、0から作る事ができたこの作品は自分の財産です。

そして、フランス・カンヌ国際シリーズフェスティバル「CANNESERIES」のコンペティション部門に出品されることが決まり、嬉しい気持ちと夢の様な気持ちでいっぱいです。国内外問わず沢山の人に“潤一”をお届けできるよう頑張ります。

(C)️2019「潤一」製作委員会

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