映画『キングダム』北米公開に向け、山粼賢人がソニー・ピクチャーズ本社を訪問した。

山粼賢人×レイン・クライン氏

山粼をスタジオで迎えたのはレイン・クライン氏(ソニー・ピクチャーズ インターナショナルプロダクションズ代表)。山粼が「Hello, I am Kento Yamazaki. How did you enjoy our film KINGDOM?」(こんにちは、山粼賢人です。『キングダム』はどうでしたか?)と流ちょうな英語で尋ねると、すでに本作を鑑賞していたレイン氏は「期待をはるかに超えた素晴らしい作品でした。想像していた以上の面白さでアジア版の『ゲーム・オブ・スローンズ』を観ているようだった。アクションシーンが特に魅力的で、山粼さんは肉体改造をして撮影に臨んだと聞き、感銘を受けました。ストーリーも原先生のマンガが原作ということもあり、冒頭の幼少期からクライマックスのバトルまでとても楽しめました。山粼さんをはじめとするキャスト陣の努力が素晴らしく、これ以上のキャスティングはないだろう。」と語り、山粼も感激した様子。

さらに山粼は「I'm honored to have been chosen to play Shin.(信役に選ばれて光栄です。)I put my heart and soul into KINGDOM(キングダムに全身全霊を込めました。)I would love to continue playing Shin until he becomes a great general.(信が天下の大将軍になるまで、彼を演じたいです。)」とレイン氏へ作品への熱意伝え、「I hope our movie KINGDOM is a blockbuster.」と、この『キングダム』がアメリカでも大ヒットして欲しいと話すと、レイン氏は「私もヒットさせたいし、きっと世界中で成功すると思う。アメリカでの公開を約束するよ。」と力強く答えた。最後にレイン氏から将来の目的を聞かれた山粼は、「In the future I hope we can work on more great projects together.(今後も素晴らしい映画でご一緒したいです!)」と強いまなざしで答えた。

サウス・バイ・サウスウエストの様子

さらに、テキサス州オースティンにて開催されているサウス・バイ・サウスウエスト(以下SXSW)にて、映画『キングダム』の最新プロモーション映像が披露された。ソニーが運営するブースでは「“Will technology enrich human creativity?”(テクノロジーは人の創造性を豊かにするか?)」をテーマに3月9日(土)〜12日(火)の4日間にわたり、さまざまなイベントが催されている。

最終日である12日(火)は「テクノロジーとエンターテインメントの可能性」をテーマにトークショーを開催。会場には立ち見客・報道陣を含め100名を超える人が集まった。ハリウッドの映画プロデューサーでありイノベーションスタジオの所長でもあるグレン・ゲイナー氏、独創性の高いゲーム作品を制作し続けVR研究・実践のパイオニアと言われる水口哲也氏、映画『キングダム』のプロデューサーである松橋真三氏が、それぞれの立場からエンターテインメントについて、そして映画『キングダム』について語った。

『キングダム』におけるテクノロジーの役割について聞かれた松橋氏は「10年前の技術ではできなかった作品。ですが、この作品で大事なことは、テクノロジーのすごさを前面に押し出すことではなく、逆にわからせないこと。『キングダム』の世界観に浸っていただくことです。」と語ると、グレン氏もそれに反応し「テクノロジーのゴールはまさにその通りで、あくまでもストーリーの一部であること。どうやって視聴者をストーリーに引き込むか、話を体感してもらうか、それが重要です。」と話した。

さらにグレン氏は『キングダム』ついて「とても素晴らしい映画だった。カリスマ性のあるキャスト、アクションシーン、音響など、どれをとっても素晴らしく、劇中のシーンひとつひとつに没頭した。まるで私もその場所にいるように楽しめた。一人で観たのが残念だったので、家族や友達とみんなで一緒に観たいと思う。」と興奮気味に絶賛していた。

松橋氏の紹介の際には、この日のために特別に用意された映画『キングダム』のインターナショナル版スペシャルプロモーション映像が上映された。この映像は、日本でも解禁されていない映像が満載だ。

現地で鑑賞した人々は「とてもエキサイティングだった!壮大なストーリーを感じたし、アクションシーン(剣での戦い)がカッコよかった。感情がすごく高まったよ!」(30代男性)「アメージング!キングダムを知らなかったけど、アクターが情熱的だった。ストーリーも面白そうだし、公開されたら観に行きたいと思う。」(20代女性)「とても美しい映像だった。撮影が素晴らしく、スケールの大きさやアクションなどにグッと引き込まれた。映画館の大きなスクリーンで観たい。」(20代女性)と本作への期待を語っている。

映画『キングダム』は4月19日(金)より全国東宝系にて公開

(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

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