私的整理の曙ブレーキ、トヨタへの増資要請せず
同社首脳によると、現時点で筆頭株主のトヨタ自動車に増資の引き受けなどの支援要請はしていないという。事業再生ADRの利用を通じて、企業などのさまざまな支援を期待する。
曙ブレーキは1月29日に事業再生ADRを申請し、同日受理された。取引金融機関に対し借入金返済などの一時停止の通知書を送付した。2月12日に開催予定の第1回債権者会議で、取引金融機関に事業再生計画案の概要などを説明する予定。複数回の同会議を経て事業再生計画を策定する。
事業再生ADRは裁判所が関与せず、第三者機関が債権者と企業との調整役になって経営再建を目指す手法。顧客や仕入れ先などに影響を及ぼさず、取引を継続しながら事業再生ができる。過去にはアイフルや田淵電機などが利用した。
