【今週のリケジョ】セメントの生産工程改善を支える
工程改善に情熱燃やす
高校時代に物理や化学など理系科目を勉強する面白さに気づきました。関西大学大学院理工学研究科環境都市工学専攻に進み、工場の効率的なプラント設計など化学工学について研究していました。就職活動ではインフラ基盤に関わるダイナミックなモノづくりに携わりたいと考え、太平洋セメントに入社しました。
セメント工場は環境にも配慮しており、焼成エネルギーについては、石炭を減らして廃棄物の使用量を増やす方針をとっています。廃棄プラスチックにも燃えにくい・燃えやすいなど種類があり、どのようなバーナーだと廃プラが燃えるか研究を重ねています。シミュレーションして事前に検討した上で工場に反映させます。
完璧にシミュレーションしようとすると時間がかかるので、早くシミュレーション結果を出せるように力をつけたいです。文献を読むなど積極的に知識を増やして、製造工程を改善していきたいです。
社会人になってから絵画教室に通い始めました。水彩絵の具で風景を描くのが好きです。一つの作品を3カ月かけて描くこともあります。
(文=高島里沙、写真=田山浩一)
