サムスンが散々ディスってきたiPhoneからGalaxy端末の宣伝を行っていたことが判明
スマートフォンの市場シェアで世界第1位となっているSamsungの主力プロダクトのひとつがGalaxyシリーズです。そんなSamsungはGalaxyシリーズのプロモーションの一環として、これまでiPhoneからGalaxyに乗り換えるまでをムービーにしたり、露骨にiPhoneをディスったりと、ライバル製品のiPhoneとGalaxy端末を比較するような広告戦略を取ってきました。しかし、そんなSamsungが最新のGalaxy Note 9に関する宣伝ツイートを、あろうことかライバル製品のiPhoneから行っていたことが明らかになっています。
https://9to5mac.com/2018/12/02/samsung-tweets-galaxy-note-9-praise-from-iphone/
ナイジェリアでSamsungが運用しているTwitterアカウントの@samsungmobilengが、Galaxy Note 9のSuper AMOLEDディスプレイに関するツイートを投稿したのですが、このツイートがiPhoneから投稿されたものであることが指摘され話題を呼んでいます。
問題のツイートを発見したのはウェブムービープロデューサーのMarques Brownleeさんで、「iPhoneから投稿されていることを指摘するツイート」は、記事作成時点で6000件以上リツイートされ、4万件以上いいねされています。
Might as well add "Twitter police" to my bio at this point ????♂️ pic.twitter.com/DRlrXl7bak— Marques Brownlee (@MKBHD) 2018年12月2日
なお、@samsungmobilengがつぶやいた問題のツイートは記事作成時点で既に消去されていました。
@samsungmobilengだけがiPhoneからGalaxy端末のプロモツイートを投稿するというミスを犯したかのようですが、実際は2018年11月にサウジアラビアのSamsungが運用しているTwitterアカウントの@Samsung_Saudiも、同じようにiPhoneを使ってツイートしていたことが発覚しています。
Even our branch ????♂️ pic.twitter.com/UY2mpeVMMe— Oldman Mohsn (@mohsn95) 2018年12月2日
「iPhoneのライバル製品を称賛したり、Appleをこき下ろしたりするようなツイートをiPhoneから投稿する」というのはこれまでにもあったこと。例えば、映画「ワンダーウーマン」でワンダーウーマンを演じたガル・ガドットは、「Huawei Mate 10に乗り換えたよ!」というツイートをiPhoneから投稿しています。