9月20放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「ムシのコーナー」、今回はAさんから中京圏のお隣、奈良県に関するおたよりが寄せられました。「奈良公園にはおよそ鹿は1,200頭いて、毎日1トンほどのフンをするそうです。しかし、公園はフンまみれになることはありません。なぜなら…」

奈良の永久循環システム

小高「鹿が食べてる?」
つボイ「永久循環システムや。ブリッ、ぱくぱくぱく、ブリッ、ぱくぱくぱく」

小高「お掃除する人がいるんでしょうか?」
つボイ「人ではない」
小高「鹿?」
つボイ「ブリッ、ぱくぱくぱく、ブリッ、ぱくぱぱくく…何回やらせるの」(笑)

正解はAさんのおたよりにあります。

「お掃除する虫がいます。糞虫と称される、食糞性黄金虫、俗にいうフンコロガシです」

小高「フンコロガシが1トンのフンを食べるんですか」
つボイ「ちょこっとは残ってますからね。そんなに増えないのは糞虫がコロコロコロ…」

ところが小高が疑問を。

小高「そのフンコロガシはフンしないの?」
つボイ「少しします」
小高「鹿のフン1コ食べたら、1コ分は出しはしないわけですね?」
つボイ「あんた大喰らいやけど、食った分だけ出てますか?」
小高「私で例えるな!」

ならまち糞虫館

つボイは「フンコロガシのフンの行方は後日とさせていただきまして、それはトイレのコーナーになりますから」と、Aさんのおたよりの続きを紹介します。

「…フンコロガシが片づけてくれるからです。そしてこの度、糞虫マニアの中村圭一さんが、私設博物館として『ならまち糞虫館』というのを作ったそうです。
糞虫に特化し、奈良をはじめ各地で集めた日本の糞虫や世界の糞虫の標本が多数展示されているそうです。糞虫と聞くと黒くて地味な虫をイメージしますが、瑠璃色に輝いたり、角があったりとさまざまみたいですよ。土日のみらしいです」(Aさん)

小高「みんなフン食べる虫?」
つボイ「そう、糞虫やからね」
小高「ふーん」
つボイ「(笑)あさ〜い笑いでずっといっていますね。表面をすっとなぞるような」
小高「いっつもそうやもんね」

かあさんに叱られる

次は猛暑のときは息をひそめていたのに、また活躍しだした蚊の話題です。

「最近涼しくなって身体は楽になりましたが、蚊に刺されることが多くなりました。血を吸う蚊はメスだけだそうです。
蚊は花の蜜とか果実が主食で血を吸わなくても十分生きていけるそうですが、メスの蚊は元気な赤ちゃんを産むために、卵巣を発達させるために命をかけて血を吸いにくるそうです。
蚊のオスは呑気なもんで果実や蜜を吸って、たまにメスと交尾しながら生きているんでしょうね。

どちらにしても寿命は1カ月程度だそうですけど、蚊の世界でもメスががんばってますね。刺されるのは嫌ですが、今までバシッと叩いて殺していた蚊は全部メスだったと思うとかわいそうな気持ちになります。でもこれからもバシッと叩いてしまうでしょう」(Bさん)

つボイ「女の人は命をかけて種族を守っているわけです」
小高「女の蚊ぁさんね」
つボイ「蚊ぁさん(笑)。蚊の父さんはどういうんですか?」
小高はけだるく「わかりません」。

今日は二人とも浅い笑いから抜けられそうにないです。

蚊のとうさんは?

この蚊の父さんはどう表現するかという話題に、おたよりが寄せられました。

「蚊のメスは“蚊”あさん、蚊のオスは“蚊”とうさんはどうでしょう」(Cさんほか多数)

小高は「こんなにたくさん“蚊”とうさん?」と、“蚊”とうさん説の多さにびっくり。

そうじゃない人もいます。
「“モスキートうさん”はどうですか」(Dさん)

小高「今日何?みんな暇?」

“蚊”大喜利の様相を呈してきました。

つボイは「次は小高さんなんや!言うかもわかりませんけど」と最後の紹介。

「働くメスに対してオスは二の次になってしまう。“か”の次で“き”…とうさん?」

放送はなぜか、"き”"のところで「お時間です!」という小高の声で突然終了。
勝手ながら、その後は脳内補完いたしました。
(みず)

つボイノリオの聞けば聞くほど
2018年09月20日10時02分〜抜粋(Radikoタイムフリー)