「iPhoneだけで映画監督に? プロ水準の動画を撮れるガジェット5選」の写真・リンク付きの記事はこちら

スティーヴン・ソダーバーグやショーン・ベイカーといった映画監督がやってみせたように、iPhoneひとつでも映画の魔法は起こせる。こうしたプロと同じような映像をiPhoneだけで撮るために必要な5つのガジェットを紹介しよう。

アップル「iPhone X」

iPhone X[日本語版記事]のデュアルカメラの性能は、プロ用カメラに匹敵する。毎秒60フレームの4K動画撮影、素晴らしいスローモーション、光学式手ぶれ補正、連続オートフォーカスなどの機能を備えているうえに、ポケットに収まるのだ。さらに、動画再生時には鮮明な有機ELスクリーンが小さな映画館になる。iPhone映画監督愛用のアプリ「Filmic Pro」(1,800円)があれば、動画撮影はばっちりだ。

DJI「Osmo Mobile 2」

滑らかな手持ち撮影をしたいなら、iPhoneをこのジンバルに装着しよう。オートモードを呼び出して素晴らしいパノラマを撮影したり、ドリー・ズームっぽい映像を撮影したりもできる。走りながら撮影したいって? アクティヴトラッキング機能を使えば、対象を必死に追いかけながらの撮影でも被写体をフレーム内に収められる。

Joby「GripTight One Magnetic」

監督と主役を兼任する場合は、自分を撮影する方法が必要になる。そんなときは、この小さな三脚にiPhoneを固定しよう。脚が自由に曲がり、木の枝にも標識の柱にも巻き付く。足先は磁石になっているので、自動車の金属ボンネットに貼りつけることも可能だ。付属のBluetoothリモコンを使えば、最大約27mの距離から録画ボタンを押せる。

Rodeの「VideoMicro」

完璧なテイクを背後の雑音で台無しにしてはいけない。このコンパクトなカーディオイド・コンデンサーマイクをLightningドングルを使ってiPhoneに差し込み、生き生きとしたセリフをはっきりとらえよう。クローズアップの場合は手持ちで使うことも可能だ。広角撮影時は三脚に装着することで、ショックマウントが騒音を打ち消してくれる。

Moment「Anamorphic Lens System」

ワイドスクリーンのフォーマットでアクションシーンを撮影して、動画に映画のような迫力を加えよう。このレンズを使えば、本来アスペクト比が16:9のiPhoneでも、2.4:1の豪華なワイドスクリーン映像が撮影できる。Momentの最新バッテリー&フォトケースとの併用が可能。ジンバルを使う場合は、おもりも購入してリグを安定させよう。

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