元テレ朝「龍円愛梨アナ」シングルマザーの都議として奮闘中
「40歳にして新しい世界に飛び込んで、新入社員のようなドキドキの1年でした。さまざまな提案をしても、実際にはうまくいかないと思っていた。でも意外と実現しました。都議になって1年ですが、やってよかったですね」
2017年7月の都議選に「都民ファーストの会」から当選を果たした元テレビ朝日アナウンサーの龍円愛梨都議(41)。彼女にとって、この1年は激動の年だった。
豊洲市場や受動喫煙防止などの課題が山積するなか、新人中心の党は荒波にもまれた。だが、彼女が提案した、障がいのある子供のために工夫された公園が造られることに。都内初だ。LGBT差別禁止条例づくりにも取り組む。
1999年にテレ朝に入社、『朝いち!! やじうま』『「ぷっ」すま』などを担当後、2006年には社会部記者として都庁を担当。
「石原都政のとき、私たちが、これは正義だと思って報じていたことが、今は違うなと思うことはありますよ」
2011年末に渡米し、貿易商の男性と事実婚。ダウン症の長男と2人で3年前に帰国した。シングルマザーの都議として、ママさん都議の新しい形を模索しながら奮闘する日々だ。
「再婚したいですよ。自分の彼女が政治家って嫌ですか? 婚期を逃すんじゃないかと心配です」
いや、嫌じゃありません!
りゅうえんあいり
1977年3月31日生まれ 法政大学卒業後、1999年にテレビ朝日にアナウンサーとして入社。2006年社会部に異動、2011年に退社。都民ファ所属都議として活動
(週刊FLASH 2018年7月24・31日合併号)