エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

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大谷の12発中8発が中堅から左方向への一発、137mの最長弾も

 米大リーグ、エンゼルス大谷翔平はここまで12本塁打を放っている。うち実に8本が中堅から左翼方向。左打者の大谷にとってはいわゆる逆方向への一撃だ。投手としては右ひじを痛めて登板していないが、左のスラッガーとして中軸に座り衝撃を残し続けている。

 8日(日本時間9日)のタイガース戦は苦手の左腕が先発だったため、6試合ぶりにスタメンを外れ、最後まで出番はなかったが、8月は20打数8安打3本塁打7打点と絶好調だ。

 ここでは大谷の逆方向への8本塁打全てを振り返ってみたい。

〇4/4インディアンス戦
・打球速度 100マイル(約161キロ)
・角度 26度
・推定飛距離 400フィート(約122メートル)

 メジャー1号から2戦連発となる2号弾は、昨季のサイ・ヤング賞右腕コーリー・クルーバーの外寄りの直球を中堅左に放り込んだ。「ショウヘイ・オオタニ」の存在を強烈に印象付ける豪快な2号弾だった。

〇4/6 アスレチックス戦
・打球速度 112.4マイル(約181キロ)
・角度 26度
・推定飛距離 449フィート(約137メートル)

 圧巻の3連発の3発目も逆方向への一発。相手先発ゴゼットのツーシームを中堅の左へ運ぶ圧巻の137メートル弾は、ここまでの12本の中で最長飛距離。

〇5/10 ツインズ戦
・打球速度 108.7マイル(約175キロ)
・角度 32度
・推定飛距離 414フィート(約126メートル)

 ヒルデンバーガーの外寄りの91マイル(約147キロ)外角球を中堅左へと運ぶ5号ソロ。

〇5/17 レイズ戦
・打球速度 102.8マイル(約165キロ)
・角度 28度
・推定飛距離 411フィート(約125メートル)

 右腕プルイットからの6号弾も中堅左への125メートル弾。完封負けを阻止する一発となった。

復帰後も6発中4発が逆方向弾

〇7/8 ドジャース戦
・打球速度 108.8マイル(約175キロ)
・角度 24度
・推定飛距離 443フィート(約135メートル)

 同点の7回に変則右腕のシャグワのファストボールを捉え、中堅スタンドへ飛び込む、勝ち越しの7号ソロ。故障明けの初本塁打は、メジャー初の代打弾でもあった。

〇7/23 ホワイトソックス戦
・打球速度 107.7マイル(約173キロ)
・角度 30度
・推定飛距離 435フィート(約132メートル)

 ジオリトの150キロ超の直球をとらえ、中堅左にどでかい一発は後半戦の初アーチとなる8号ソロ。

〇8/3 インディアンス戦
打球速度 102.6マイル(約165キロ)
角度 36度
推定飛距離 374フィート(約114メートル)

 クレビンジャーの96マイル(約154キロ)を捉え、左翼スタンドへ運ぶ先制の10号2ラン。続く打席では11号の同点ソロを放っており、自身初の1試合2発をマークした。

〇8/8 タイガース戦
・打球速度 107.2マイル(約173キロ)
・角度 34度
・推定飛距離 411フィート(約125メートル)

 最も直近の一撃も逆方向への豪快弾だった。2点を追う初回にターナーのツーシームを捉え、左中間席へ運ぶ逆転の12号3ラン。

 ソーシア監督は「彼がボールを捉えれば、凄まじい勢いで飛んでいく」と絶賛する大谷のパワー。特に本拠地のエンゼルスタジアムでは中堅やや左の岩場付近へ飛び込む一発が多く、じきに“オオタニ・ゾーン”などと呼ばれるようになるかもしれない。(THE ANSWER編集部)