画像提供:マイナビニュース

写真拡大

北海道・札幌市内で開催中の「みんわらウィーク2018」(8月1日〜8日)内で行われた「みんわら花月 特別興行」で、吉本新喜劇が消費者庁とコラボレーションした新喜劇が上演され、5日に内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、消費者及び食品安全、海洋政策)である福井照氏が登場した。

8月1〜6日の6日間開催された「みんわら花月 特別興行」で、吉本新喜劇は消費者庁とコラボし、同庁が運用する消費者ホットライン「188(いやや!)」をテーマとした新喜劇「父と息子の絆、騙されたら、いやや〜」を上演。劇中では、ホットライン「188」の認知度を高めるべく、ポスターを貼付したり、巻き起こるトラブルを「188」に電話して解決したりしようとするなど、消費者ホットライン「188」をPRした。

5日は、エンディングで福井大臣が登場。すっちーと握手を交わし、大阪市出身で幼少の頃から見ていたという吉本新喜劇の舞台に「65歳にしてやっと立てた」と興奮した様子で話した。

福井大臣は「日本の消費者行政は世界一です。『188』にかけたら本当に親切に対応してくれます。悪徳商法と契約してしまってもクーリングオフがあります。『188』にさえ電話してくれれば、詳しく、親切に対応してくれます。親や友人にも相談できない時は、すぐに『188』に電話をかけてほしい」と普及を呼びかけた。

また、劇中で消費者庁の秘書役を演じた前田まみを「あんな難しいセリフ、僕でもまだ覚えていないのに」と冗談を交えて称賛。最後には「ロビーで皆さんに“188”マッチを配ってますので、持ち帰って下さい……ウソですけど」と大阪出身らしいボケを繰り出し、「ボケまくりですやん!」とすっちーにツッコまれながら幕を閉じた。

上演後の囲み取材では、福井大臣は来場者に感謝を述べてから「現時点で消費者ホットライン『188』の認知度は知っている人で6.6%、メリットなどをすべて把握している人で4%台。早めに相談することは被害の拡大防止につながりますので、積極的に『188』に電話をしてください。劇中のセリフのなかに上手に取り入れてくれたので、楽しくPRできたと思います」と話した。

また、憧れの舞台に立てた感想を聞かれ、「本当に新喜劇に入りたいと思いました。ギャラが安いそうですが、ゼロでも結構でございます(笑)。今後も機会があれば、何度でも舞台に立ちたい。次は主役で」と笑いを誘い、座長のすっちーが「やりにくいし、緊張するんでやめてください(笑)」とツッコんだ。

最後にすっちーは「新喜劇はコンプレックスの塊。僕は身長が低いのがコンプレックスで、身長が伸びる本みたいなのを買ったんですが、最後には“気にしないこと”と精神論が書かれてました。その時『188』を知っていたら……」と話し、信濃岳夫は「僕は肌が汚いのがコンプレックス。肌が綺麗になるブラシを買ったけど、却ってボロボロになってしまった。『188』に電話したい」と自身のエピソードを明かした。

(C)吉本興業