日本代表の新監督選びが着々と進行しているようです。僕は日本人の監督がいいと思いますし、今回のワールドカップの森保一コーチは、チームを引き継ぐのに最適でしょう。森保コーチは戦術をチームに落とし込むという作業だけではなく、チームマネジメントを近くで見られたと思います。その経験は必ず次の大会に生きるはずです。

ただ、監督が決まったとしても、それで一息つけるかというと、そうではありません。次のワールドカップまでにやるべきことの計画性が大切になってきます。

長谷部誠や本田圭佑のように代表引退を発表した選手もいます。今大会に出場した他の選手が次の中心選手になるのは間違いないでしょうが、新たな選手に経験を積ませなければなりません。

クラブでの出場経験と代表ユニフォームに袖を通してプレーするのは別物です。日本代表は経験を積む場ではないのですが、僕は海外組の代表経験の浅い選手を起用して、きちんと試しておいたほうがいいと思います。

具体的な名前を挙げると、中島翔哉、久保裕也、浅野拓磨、それからこれまで招集されていませんがハンブルガーSVの伊藤達哉などを、柴崎岳、大迫勇也、乾貴士たちを中心としたチームに加えて、きちんとプレーさせていくのがいいでしょう。

それから今後大切になっていくのは、どんな相手と試合ができるかです。極端に言えば、これから先の2年間は負ける相手とばかりの対戦で構いません。日本がワールドカップでベスト16に進出できたのは、去年ブラジル、ベルギーと対戦し、本大会前にガーナ、スイス、パラグアイと試合ができたからだと思います。

もう格下との対戦は必要ありません。その意味で、日本サッカー協会によるマッチメイクが重要なカギを握ると思っています。