セネガル戦でゲームを組み立てた柴崎は本田と並ぶ「7点」の評価を得た【写真:Getty Images】

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本田と柴崎、乾を称賛 パンチングミスを犯した川島が「5点」評価

 日本代表は現地時間24日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦でセネガルと2-2で引き分けた。

 イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」は、1ゴール1アシストを記録したMF乾貴士と、ゲームを組み立てたMF柴崎岳、同点ゴールのMF本田圭佑を絶賛。一方で、GK川島永嗣は酷評された。

 日本は前半11分に川島がまさかのパンチングミスで失点。それを前半34分に乾のゴールで追いつき、後半に勝ち越しゴールを許したものの、途中出場の本田が同点弾を決めて引き分けに持ち込んだ。

 記事では、「日本は決して死なない。ホンダが同点ゴール」と見出しを打ち、「イヌイはクロスとゴールの喜び、柴崎はなんて選手だ」と伝えた。

 選手採点では柴崎と本田の「7点」が最高点で、乾は「6.5点」だった。他にもDF酒井宏樹と西野朗監督が「6.5点」。及第点の「6点」が並ぶなかで、MF原口元気は「5.5点」とやや低く、そして川島は「5点」がつけられた。


「同点ゴールは元ロッソネロのホンダによってもたらされた」

 川島は失点場面で、正面やや下に飛んできたボールをパンチングで処理しようとして、目の前にいた相手FWサディオ・マネにぶつけて失点するミスを起こした。記事でも「距離のあるシュートを最悪のパンチング。セネガルにラッキーゴールが生まれた」と酷評された。同メディアは、初戦のコロンビア戦でも失点場面を「カワシマの驚くようなプレー」として、最低点を与えて厳しい評価を下していたばかりだった。

 同点ゴールの本田はACミランでのプレー経験があるだけに「同点ゴールは元ロッソネロ(ミランの愛称)のホンダによってもたらされた。またしても後半からピッチに出てきたが、イヌイのアシストを素晴らしく押し込んだ」と称賛されていた。

 イタリアメディアから2試合連続で酷評された川島のパフォーマンスは頭痛の種であるものの、西野ジャパンは不屈の精神で決勝トーナメント進出に向けて前進している。


(Football ZONE web編集部)