【ファンキー通信】世界一遠い宇宙を感じられる場所が、日本に!?

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 ネスカフェのCMでお馴染みの大平貴之さんが制作した、100万個以上の星を映し出すプラネタリウム「メガスター」や、米スペースシャトル・ディスカバリーに搭乗した日本人宇宙飛行士・野口聡一さんなど、最近では何かと「宇宙」関連の話題が注目されています。

 そんな中、日本で一番「宇宙」を身近に感じられる場所として、注目を集めているところがあるんです。それが兵庫県にある、西はりま天文台。大撫山山頂に位置したこの天文観測所周辺は公園としても整備され、野鳥観察やフィールドアスレチック、キャンプ場も併設された場所になっています。

 展望台には昨年の11月、140億光年先という宇宙の果てまでもとらえる光学望遠鏡「なゆた」を新たに設置。口径200センチという、公開用としては世界最大規模の光学望遠鏡ということで、天文マニアのみならず、一般の人たちにも人気のスポットになっているんです。

 そして、この天文台の中で密かに人気となっているのが、天文グッズを扱うショップ「twinkle」(トゥインクル)。昨年の「なゆた」の設置をきっかけに、旧天文台の1階部分を改装してオープンしたというこのショップでは、実際に宇宙で食べられている宇宙食や隕石、星空観察ガイドブックなどの定番の天文グッズから天文台オリジナルのアイテムまで、常時約200種類のアイテムを扱っているそうで、その規模はなんと関西でも最大級なのだとか。

 オープンして1年、新規のお客さんはもちろん、リピーターとして何度も訪れる人も増えているという。

 また12月23日(金)には、「冬の大観望会」というサン・テグジュペリの著作「星の王子さま」をテーマにしたイベントも開催するとのこと。カップルにとっては、恋人とふたりでロマンチックなクリスマス気分を味わう絶好の機会になりそうなイベントです。

 この冬は天文台やグッズショップで、「宇宙」を感じてみてはいかが?(文/verb)

西はりま天文台
http://www.nhao.go.jp/nhao/index.html