フィンテックの雄、マネーフォワードが仮想通貨交換業に乗り出す
時期は未定だが、今後、ブロックチェーンや仮想通貨を中核に、銀行間・個人間送金、電子マネー、地域通貨などあらゆる送金・決算手段とつなげるプラットフォームの構築を進める。
グループ内連携も深める。マネーフォワードが提供する家計簿アプリ「マネーフォワード」内で、仮想通貨の残高を自動取得できる交換所の数を、現在の3から早期に20とし一元管理できる体制を整える。
MFフィナンシャル・神田潤一社長インタビュー
―グループで実現したいコンセプト「カレンシー2・0」とは。
「お金のあり方を変えたい。仮想通貨のメリットは場所や時間、ツールを選ばずにさまざまな価値を交換できることにある。そうしたサービスをユーザーに提供していきたいという意識を表現した」
―交換所のシステム開発を自前で構築する意味は。
「M&A(合併・買収)で既存のシステムを使用することや他の交換所・取引所のシステムを購入することも選択肢としてないわけではない。だが、セキュリティーを我々の基準で妥協せずに作り込むためには自前が一番と考えた。交換所開設後の送金・決済などにつながる技術的な蓄積にもなる」
―グループへの収益貢献は。
「今後、セキュリティーコストや管理体制の整備を行う必要がある。(コインチェックによる巨額流出事件で)従来までの収益環境から変わるため、一概には言えないが、19年11月期中に単月での赤字解消を図り、(開設後)早期に単月黒字を目指したい」
