業界団体が工作機械の輸出管理を支援するワケ
日工会の支援事業は初年度は原則として会員企業向けとする。問い合わせが増加している機械商社や機械ユーザーなど会員外にも段階的に対応していく。料金など詳細は未定。
輸出管理の実務経験がある企業のOBらを企業に派遣する。法令で定めた管理体制の整備を含め、企業が法律を順守しながら効率良く業務を進める支援をする。同様の助言をする団体はほかにあるが、工作機械に特化した支援は珍しいという。
工作機械の輸出管理をめぐっては、通常兵器の過剰な蓄積を防ぐ国際紳士協定「ワッセナー・アレンジメント(WA)」の新しい合意内容に基づき、17年6月に経済産業省令が改正された。核兵器や関連技術の拡散を防ぐ国際的な枠組みの「原子力供給国グループ(NSG)」でも同様に、輸出の精度評価基準をUPRに変更する方向で議論されている。
