マライアにとって、クリスマスは稼ぎ時?

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今の季節、よく耳にするクリスマスソングといえばマライア・キャリーの『All I Want For Christmas Is You(恋人たちのクリスマス)』ではないだろうか。同曲がリリースから23年の時を経て、『Billboard』全米シングルチャートのトップ10入りを果たしたという。

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クリスマスといえば「この曲」と言っても過言ではないほど、この時期は何度となく聴こえてくるマライア・キャリーの『All I Want For Christmas Is You』。あまりにも有名なため「え? 今さら?」という感があるが、1994年にリリースされた同曲が初めて『Billboard』全米シングルチャートで9位にランクインした。

この嬉しい知らせにマライアは「なんて素敵なクリスマスプレゼントなのかしら!」と歓喜しているという。当時24歳だったマライアがカシオのキーボードを使って書いたという同曲は、23年にわたり世界中で親しまれてきた。長きにわたり毎年クリスマスの時期に自身の曲を楽しんでもらえるとは、ソングライター冥利に尽きることであろう。

1990年にデビューしたマライアは、日本では“7オクターブの音域を持つ歌姫”のキャッチコピーで人気を博した。1994年には山口智子主演のドラマ『29歳のクリスマス』で『All I Want For Christmas Is You』が主題歌に起用されたことがきっかけとなり、一気に人気に火がついた。当時のミュージックビデオでは、カーリーヘアを三つ編みにしモコモコのスキーウェアで無邪気に雪と戯れる初々しいマライアを見ることができる。

その後はセクシー系に路線を変更、きわどいコスチュームで“ミニスカ・サンタ”と呼ばれながら同曲を熱唱するマライアの姿は、毎年恒例の光景となった。また2011年には同曲でカナダ出身の人気歌手ジャスティン・ビーバーとデュエットし、母と息子ほど年齢差のあるティーンアイドルを相手に再びセクシーな魅力を振りまき話題をさらったものだ。

最近では11kg強の減量に成功し自信を取り戻したと言われているマライア。年下恋人との交際も順調のようだ。露出度の高いコスチュームを身にまとい、毎年「クリスマスにほしいのはあなただけ〜」と我が道を突っ走れるのは、ハリウッドの酸いも甘いも噛み分けた“ディーバ・マライア”ならではであろう。

(TechinsightJapan編集部 c.emma)