【海外発!Breaking News】スカイダイビングで着地に失敗したサンタ、脚を骨折(米)<動画あり>
トナカイに乗ったサンタクロースは定番のイメージだが、このほどスカイダイビングでプレゼントを届けようとした風変わりなサンタが着地に失敗し、脚を骨折するというハプニングに見舞われた。そしてサンタと一緒にやってきたのは、サンタを手助けする小さな妖精だった。米メディア『CBS Philly』『Sun Sentinel』『Inside Edition』などが伝えている。
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米フロリダ州タンパベイのビーチで12月2日、慈善団体が主催するバレーボールのトーナメント「Tampa Bay Beach Bums Operation Santa Charity Volleyball Tournament」が行われた。このイベントには少女たちも参加していたが、プレゼントを届けるためにジョージ(一部報道ではジェラルドとも)・クロークスさんはサンタクロースの衣装に身を包み、飛行機からダイブした。
ところがもう少しで着地というところでサンタは木に激突しバランスを失い、多くの人が見守る中ビーチに落下した。その衝撃で脚を骨折したサンタは、すぐに病院へ搬送された。
同イベントに参加しており、サンタの落下を目撃したマディソン・スピアーズちゃん(9歳)は後に、絵本で有名な妖精「Elf on the Shelf(棚の上のエルフ)」がサンタと一緒に飛行機からジャンプしたことを知った。
アメリカではクリスマスが近付くと、“棚の上のエルフ”が各家庭に現れる。エルフは家の中の様々なところに隠れ、子供たちがいい子にしているかどうかを観察してその様子をサンタに報告するという役目を持っているそうだ。子供たちはエルフに名前を付け、毎日居場所を探しながらもいい子にしてプレゼントがもらえるようにする。しかしエルフはいろんな悪戯もするようで、マディソンちゃんは「我が家のエルフ“クリストフ”は冷蔵庫に隠れていた年もあった」と笑う。
この日、事故に遭ったサンタはマディソンちゃん一家とは親しくしており、スカイダイビングの後で“クリストフ”をマディソンちゃんに届けるつもりだった。しかしクリストフはサンタと一緒に怪我してしまったようで、マディソンちゃんにこんな手紙を送ってきた。
「サンタと僕はスカイダイビングをしていたんだ。でも着地しようとしたら目の前に大きな木があったんだ。でも心配しないで。サンタは今、“病院”というホテルで休んでいるんだ。あと数日、サンタはここにいなきゃいけないから、寂しくならないように僕も一緒にいてあげようと思う。」
マディソンちゃんは後日、米メディアの取材で「今までスカイダイビングを見たことがなかったけど、今回サンタがうまく着地できなかったから、なんだかとてもかわいそうになりました」と話していたが、クリストフからの手紙を受け取って「あのエルフが家にやってきたら、きっとまた悪戯をすると思うわ」と言いつつ、ホテルからのチェックアウトが待ちきれない様子だ。
このたびのイベントを企画したマディソンちゃんの継父ドミニク・ネルソンさんは、「クリストフは、マディソンがこのイベントで抽選券を売って慈善団体をサポートしていることを知っていたから、サンタと一緒に空の上からちょっとしたアドベンチャーをしてみたかったのでしょう」と笑いながら話すも、サンタに扮したクロークスさんが脚の骨折だけで済み無事だったことに胸を撫でおろしているようだ。
また手術を必要としたクロークスさんのために、ネルソンさんは寄付金サイト『GoFundMe』にアカウントを設置し「慈善団体『Tampa Bay Beach Bums』がクロークスさんの医療費をカバーできるように、どうか団体に寄付をお願いします」と綴っている。
このニュースを知った人からは「落ちた場所がビーチの砂の上でまだ良かったね」「危険すぎる! だからプレゼントを届けるのはトナカイと一緒じゃなきゃ」「慈善団体のイベントに協力するつもりが、この事故のせいで慈善団体に助けてもらうことになるなんて皮肉だな」といった声があがっている。なお、5日に骨折部分の手術を受けたクロークスさんは、術後は完全回復が見込まれているそうだ。
画像は『Inside Edition 2017年12月5日付「Santa Claus Breaks His Leg While Skydiving to Deliver Toys to Children」』『FOX 13 News 2017年12月5日付「Santa skydiver crashes at Gulfport volleyball tournament」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
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米フロリダ州タンパベイのビーチで12月2日、慈善団体が主催するバレーボールのトーナメント「Tampa Bay Beach Bums Operation Santa Charity Volleyball Tournament」が行われた。このイベントには少女たちも参加していたが、プレゼントを届けるためにジョージ(一部報道ではジェラルドとも)・クロークスさんはサンタクロースの衣装に身を包み、飛行機からダイブした。
同イベントに参加しており、サンタの落下を目撃したマディソン・スピアーズちゃん(9歳)は後に、絵本で有名な妖精「Elf on the Shelf(棚の上のエルフ)」がサンタと一緒に飛行機からジャンプしたことを知った。
アメリカではクリスマスが近付くと、“棚の上のエルフ”が各家庭に現れる。エルフは家の中の様々なところに隠れ、子供たちがいい子にしているかどうかを観察してその様子をサンタに報告するという役目を持っているそうだ。子供たちはエルフに名前を付け、毎日居場所を探しながらもいい子にしてプレゼントがもらえるようにする。しかしエルフはいろんな悪戯もするようで、マディソンちゃんは「我が家のエルフ“クリストフ”は冷蔵庫に隠れていた年もあった」と笑う。
この日、事故に遭ったサンタはマディソンちゃん一家とは親しくしており、スカイダイビングの後で“クリストフ”をマディソンちゃんに届けるつもりだった。しかしクリストフはサンタと一緒に怪我してしまったようで、マディソンちゃんにこんな手紙を送ってきた。
「サンタと僕はスカイダイビングをしていたんだ。でも着地しようとしたら目の前に大きな木があったんだ。でも心配しないで。サンタは今、“病院”というホテルで休んでいるんだ。あと数日、サンタはここにいなきゃいけないから、寂しくならないように僕も一緒にいてあげようと思う。」
マディソンちゃんは後日、米メディアの取材で「今までスカイダイビングを見たことがなかったけど、今回サンタがうまく着地できなかったから、なんだかとてもかわいそうになりました」と話していたが、クリストフからの手紙を受け取って「あのエルフが家にやってきたら、きっとまた悪戯をすると思うわ」と言いつつ、ホテルからのチェックアウトが待ちきれない様子だ。
このたびのイベントを企画したマディソンちゃんの継父ドミニク・ネルソンさんは、「クリストフは、マディソンがこのイベントで抽選券を売って慈善団体をサポートしていることを知っていたから、サンタと一緒に空の上からちょっとしたアドベンチャーをしてみたかったのでしょう」と笑いながら話すも、サンタに扮したクロークスさんが脚の骨折だけで済み無事だったことに胸を撫でおろしているようだ。
また手術を必要としたクロークスさんのために、ネルソンさんは寄付金サイト『GoFundMe』にアカウントを設置し「慈善団体『Tampa Bay Beach Bums』がクロークスさんの医療費をカバーできるように、どうか団体に寄付をお願いします」と綴っている。
このニュースを知った人からは「落ちた場所がビーチの砂の上でまだ良かったね」「危険すぎる! だからプレゼントを届けるのはトナカイと一緒じゃなきゃ」「慈善団体のイベントに協力するつもりが、この事故のせいで慈善団体に助けてもらうことになるなんて皮肉だな」といった声があがっている。なお、5日に骨折部分の手術を受けたクロークスさんは、術後は完全回復が見込まれているそうだ。
画像は『Inside Edition 2017年12月5日付「Santa Claus Breaks His Leg While Skydiving to Deliver Toys to Children」』『FOX 13 News 2017年12月5日付「Santa skydiver crashes at Gulfport volleyball tournament」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)