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15日(現地時間)、MicrosoftはMicrosoft Azure上で利用する仮想マシン用ストレージの最大サイズを、これまでの1TBから4TBまで拡大したと公式ブログで発表した。

利用者は4TB×64のストレージを利用することで最大256TBの容量を実現し、複数仮想マシンの用意や、ストライピング(RAID 0)ストレージの構成が不用になる。現在は米国やドイツ、中国などで利用可能だが、数週間以内に他の地域でも利用可能になる予定だ。

SSDベースのプレミアムディスクには、新たに2TBの「P40」と4TBの「P50」。HDDベースのスタンダードディスクも、2TBの「S40」と4TBの「S50」を用意する。非管理対象ディスクについては以下のとおり。なお、「P40」「P50」は高いIOPS(入出力操作毎秒)が特徴の1つだが、最大IOPSは7,500、ディスク帯域幅は250MBpsに拡大した。

また、本日以降に作成したプレミアム管理対象ディスクについても変更が加わる。64GBの「P6」と32GBの「P4」を用意し、来週以降に全世界のAzureリージョンに適用される予定だ。64GBもしくはそれ以上のプレミアム管理対象ディスクは「P10」が適用され、今後はプレミアム非管理対象ディスクでも、同サイズの準備を進めていくという。なお、「P4」は120IOPS、25Mbps、「P6」は240IOPS、50Mbpsというスペックを持つ。他方でストレージに関するAzureポータルの新機能も来週発表する。

阿久津良和(Cactus)