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俳優の高橋英樹が28日、都内で行われたBS11の特番『高橋英樹のクイズなるほど歴史館』(4月14日19:00〜20:54)の収録後に取材に応じ、娘・真麻が歴史に興味を持たないことを嘆いた。

この特番は、高橋がMCを務め、歴史を新たな角度で考察してクイズとともに楽しみながら探究していくというもの。今回は、大和田伸也と中田喜子を解答者に迎え、「本能寺の変」と「井伊直虎」というテーマから出題される。

高橋は、NHK大河ドラマ『国盗り物語』(1973年)などで演じた織田信長が「歴史の中で一番好きな人物」というほど思い入れがあるそう。今回の番組の打合せでも、事前に「本能寺の変」に関する問題を解いたそうだが、「負けず嫌いなんで、分からなかったムッとなって勉強しますから、ほとんど分かるんですけどね(笑)」と、かなりの知識が詰め込まれていることを明かした。

それでも、「問題を通して新しい歴史をひも解いていくというのは、新たな試みで非常に面白いなと思いますね」と、番組の切り口に手応え。収録では「編集でカットされるんだろうなと言いながら、ずっとしゃべってました(笑)」と、歴史の話題になると止まらなくなってしまうようだ。

そんな高橋だけに、家庭でも娘・真麻と歴史談義に花を咲かせることがあったのかを聞かれると、「あの〜実は…娘は歴史にあまり興味がなくてですね…」とため息。

真麻が学生時代、試験の際に、「歴史なんて簡単じゃないか」と言いながら教えようとするものの、「私がほぼ戦国時代を4時間くらい語っちゃうもんだから、『パパの言ってるとこだけやってたら点数取れないから』と言われて、それから私が歴史の話をすると、そばから居なくなります」と打ち明けた。

『高橋英樹のクイズなるほど歴史館』は、BS11の開局10周年記念番組で、4月以降も、6月と8月に放送される予定。高橋は「歴史の教科書では1行だけで埋もれているものを、2時間に広げるのがこの番組の面白いところ。そういう素材はたくさんありますので、テーマは無限にあるなと思います」と、さらなるシリーズ化にも意欲を示した。