海外志向の強かった柴崎。2部とはいえ、その望みがついに叶った。(C) SOCCER DIGEST

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 鹿島アントラーズからスペイン2部のテネリフェへの移籍が決まった日本代表MFの柴崎岳は、現地時間1月31日午後にテネリフェ空港に到着。待ち構えたメディアの取材に応じ、その模様をクラブ公式サイトが伝えている。
 
 テネリフェと同じカナリア諸島に本拠を置く1部ラス・パルマスへの移籍が報じられていたなかで、テネリフェと契約を結んだ理由について柴崎は、「ここに来られて満足です。僕を評価してくれるチームで、熱心に誘ってくれた。だからこのチームに決めました。交渉はここ2、3日だったが、関心に関しては事前に知っていた」と移籍の経緯を明かした。
 
 テネリフェとは2017年6月までの半年契約であることが発表されているが、そうした条件で契約を結んだことについては、「ヨーロッパで、何よりスペインで、やりたい気持ちがあった。今のところは日本に戻るつもりはない」と語り、「できるだけ長くトップレベルでプレーしたい」という希望を口にした。
 
 また、自身の特長については、「僕は攻撃的なプレーヤーで、攻撃をアシストすることで貢献したい」とアピールし、「チームと上手く協力していきたい」とも語っている。
 
 さらに、現在2部リーグで6位(3〜6位が1部昇格プレーオフ圏内)につけているテネリフェの現状について、「悪くない位置につけているのは知っている。リーグはとても長いと聞いているし、さらに上にいくことを達成したい」と、1部昇格へ向けて意気込んだ。

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