精神安定剤は危険!? 「使い方を間違えるとキケン」なクスリとは
さてと、WomanWellnessOnline読者の皆様。こんにちは、おねぇ系薬剤師のネーヤです。
お暇な方もそうでない方も、まあ読んでいってちょうだい！
今回の記事は薬物について。この前、某女優さんが大麻取締法で捕まっちゃたわよね。まあ、世の中、大麻や覚せい剤など違法で危ないお薬があるんだけど、違法じゃなくても危ないお薬ってたくさんあるの！
で、今回はそれについての解説！ まずね、大前提として……
お薬というのは使い方を間違えれば危険という事を覚えておいてちょうだい！
その中で特に問題になるのが、向精神薬！
ちなみに向精神薬というのは、精神に作用するお薬のことね。大きな意味で言えば、お酒やタバコなんかも向精神薬と言えないことはないけど、基本は日本の厚生労働省が決めたお薬のことね！
非常に多種類があって、ここに全部書いちゃうとWomanWellnessOnlineの全部を乗っ取ってしまうから、今回は軽く皆様の身近でどんなものがあるか紹介しちゃうわよ。
■睡眠薬
これは、言うまでもなく飲むと眠くなるお薬ね。お仕事や家庭のストレスで眠れない、旅行などで枕が替わると眠れない！なんて言う方が使うお薬。
これを使うとグッスリ眠れるんだけど、服用したあと、いつまでも起きていたりすると転んだりする危険性があるし、その人によっては効きすぎちゃって次の日も眠気が取れないっ！ 何ていう弊害もあるわね。
世の中には悪い男がいて、睡眠薬を女性に飲ませて眠らせてからイタズラしちゃうなんて言う事件もあるから、読者の方は注意するのよ！！
■精神安定剤
これは気持ちをリラックスさせるお薬。ちょっとした事でパニックを起こしたりしちゃう方なんかが使うの。ちなみにこのお薬は筋肉の緊張を和らげる働きもあるから、肩こりがひどい人なんかにも用いられるわね。
このお薬の副作用は眠気、だからこれを服用した後は、基本車の運転なんかはしちゃあダメよっ！
他には、テンカンで使うおくすりやうつ病で使ったりするお薬もあるわね。
でね、こう言ったお薬の何が危険か？まあ、転んだりするのも危険なんだけど、それよりも厄介なのが依存性！
この依存性というのは、お薬を飲んでいる時には問題無いんだけど、お薬の効き目が切れた時に出てくるのが依存性、依存性にも２種類あって・・・
（1）精神依存
これはお薬がないと精神的に不安になって、お薬を余分に飲んだりしちゃうことね！芸能人が薬物を使って逮捕されたりしても、再犯が多いのはこの精神依存のせい！
まあ、向精神薬以外のお薬でも人の性格なんかでお薬に精神依存する人もいるけど、向精神薬に関してはその精神依存が非常に多いのよ！
例えば、読者の中で睡眠薬を飲んでいる人もいると思うけど、「今日は目が冴えて眠れないから睡眠薬の量を増やしちゃおうかな？」なんて考えた人もいるんじゃないかしら？
その方はすでに軽い精神依存を罹っている証拠。考えるくらいならまだマシだけど実際に睡眠薬を多く飲んじゃう人は注意が必要よっ
（2）身体依存
これは、言葉通りお薬がないと身体に異常が出ちゃう状態。お薬が切れると痙攣や幻視などが出てきちゃって日常生活ができなくなっちゃう状態。
こうなってきたら、専門家の治療が必要になるわね。
ちなみに、依存症の症状についてはネーヤの本編ブログでも書いてあるから、興味がある方は見て頂戴！
「えー！じゃあ、お薬なんて飲まないほうがいいじゃん！」
と思った読者の方々。うん、基本はそうなんだけど、じゃあお薬を使わないで不眠になったり、パニックを起こしたりしても構わない？
えー、そんなの無理！ じゃあ、どうすればいいのよっ!?
でしょ？そんな貴女のために朗報（笑） お薬は使い方を間違えなければ、基本安全なの！
一番怖いのは、自分勝手にお薬を増やしたり、指示された時以外に飲んじゃったりすることよ。だからね……
不安になったら、すぐに医師や薬剤師に相談してちょうだい！
ちなみに、現在の法律では医師に相談すると有料だけど、薬剤師は無料だからね！
と言う事で今回の記事はこれにておしまいっ！ ではでは！
【筆者略歴】
※ ネーヤ ・・・永遠の22歳、現役の薬剤師でおねぇ系のネーヤです。口うるさく好き勝手にしゃべりまくります。ブログもあるのでそちらもどうぞ
【画像】
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