直撃取材に顔をこわばらせるヘレンさん(左)

写真拡大 (全2枚)

「ちょっと、まいったなぁ……。え〜、今年の4月くらいからですね。出会いは、共通の友人がいまして、その紹介です。

 彼女が音楽に興味を持っていたので知り合いのジャズバーを紹介したり、いろいろしているうちに仲よくなったという感じですね」

 10月下旬の昼下がり、都内の自宅近くの公園でブロンド美女の手を引いていた長井秀和。「週刊女性」の直撃に驚く彼女を落ち着かせようと、流暢な英語で状況を説明する姿は紳士のようだ。あれ、そんなに紳士だったっけ?

 かつて『エンタの神様』(日本テレビ系)などのネタ番組で話芸を披露、「間違いない!」の決めゼリフで一躍人気者となった長井。そんな彼が「世界に通用するコメディアンを目指す」と、アメリカに語学留学をした'07年が人生の転機になった。

「フィリピンで17歳の少女を買春したとして身柄を拘束され、釈放のために現金1100万円を振り込んだと報じられました。が、長井は後に“美人局”だったと主張、少女も本当は24歳で性行為もなかったとしています」(ワイドショースタッフ)

 さらに同年、今度はカナダ出身の女性タレントとの不倫が発覚。立て続けに起きた外国人女性とのトラブルがたたったのか、翌年に9年間連れ添った妻とも離婚。次第に露出も減っていくことに。

「昨年には“工事現場の警備員をしている”との一部報道もありました。そのときは“彼女はいない”と話していましたね」(芸能レポーター)

 ということは、この日連れていた外国人美女は長井の新しい“ラバー”だったのだ。しかも将来を誓い合った“フィアンセ”だとか。

「彼女はヘレンさんといって28歳のドイツ人です。英会話を教えていて、たびたび長井のSNSにも登場しています。すでに同棲中で、お互いの家族にも紹介ずみ。ゆくゆくは結婚をするとのことで、近しい知人らにも会わせています」(芸能プロ関係者)

 交際から半年、早くも結婚に向けて動いているようだ。もしかしてオメデタ?

「デキちゃった、とかじゃないですよ。日本で生活するうえで婚姻ビザのほうが何かと便利だったりしますからね。よくオジサンが国籍目当てで外国人女性から言い寄られているような……、冗談ですよ(笑)。彼女を愛しているのはもちろんですけど、結婚にはちょっと時間がかかるかもしれないんです」(長井)

 当然、ヘレンさんとは国際結婚になるのだが、とくにドイツは日本の結婚制度とは大きな違いがあるのだという。

「私が1度離婚していることも影響していまして。これをクリアしないといけないんですが、早ければ数か月、遅ければ何年とかかるかもしれないんですよ」(長井)

 ドイツ大使館、総領事館のHPでは結婚について、

《ドイツ以外の国(日本を含む)での離婚歴がある場合には、外国における離婚の承認申請書の提出を求められる可能性があります。また調停もしくは裁判で離婚が成立した場合には、判決文の提出を求められることがあります》

 とある。日本ではよほどモメない限りは協議が主流で、いわば紙1枚で離婚は成立する。しかしドイツでは必ず家庭裁判所に届け出て、離婚の理由、また財産分与や養育費などすべてを司法に記録を残すのだという。つまりは日本においての離婚は、ドイツでは正式な離婚として認められていないというわけだ。

 そして離婚を証明するための戸籍謄本などの書類、その翻訳、各種手続きが滞りなく進めば問題ないが、結婚が認められない場合もあるということだ。国際結婚を目指すカップルが越えなくてはならない大きな壁だ。それにしても、

「世間からは外国人女性が大好きだと思われているんでしょうね(苦笑)。でも、そのために語学留学をしたわけではないですよ」(長井)

 過去にトラブルも多く起こしていることについては、

「もうね。そういうことがないように生きていきたいなと。彼女を前にして“いや〜、トラブルないようにしたいですね”と、話すのも変な話ですけども。だったら最初から外国人と付き合うなっていう話なんですが、これも人と人の縁なんで」(長井)

 日本語をほとんど話せないというヘレンさん。記者と話をする長井に終始、笑顔を向けて寄り添っている。では彼女にも聞いてみよう。

─長井さんのどこに惹かれているんですか?

「彼のライフスタイルよ。仕事にパーソナリティー、すべてを愛しているわ」

─彼が浮気をするのではと心配ではないですか?

「その話はもうすでに終わったわ。最初に彼に言ったの、“私は浮気者は嫌いよ”と。いまは大丈夫。彼はもうそういうことはやめたんじゃないかって思っているの(笑)」

 最後に「結婚は?」と聞くと、顔を見合わせて、

「No Doubt about it!(間違いない!)」

 と答えてくれた。