日本と韓国の教科書で「中国」の記述を比べたら、日本のほうがよっぽど客観的だった! =中国メディア
記事はまず、日本の歴史教科書における中国観について紹介。1つ目の特徴として、古代中国に対する尊敬、崇拝に満ちている点を挙げた。万里の長城、唐の隆盛、造紙技術、そして孔子などによる儒学について詳細に描写されているほか、中国への朝貢貿易によって日本に大きな収益がもたらされたことについても言及しているとした。
続いて、韓国の歴史教科書の特徴だ。記事は「極度の自信と一部の歪曲」として、古代中国を尊崇する日本とは異なり、古代中国が韓国に与えた経済的文化的影響について特筆されていないと紹介。「日中韓3カ国が共同で、東アジアに共通する文化を創造した」とし、自らの貢献を強調していると伝えた。また、中国の東北部を「古代朝鮮固有の領土」と表現するなど、領土の問題で「明らかな歪曲」があるとも評した。
さらに、台湾について「中国南東部の『島国』」と称したり、チベットや新疆についても事実と異なる表現がなされていると説明。倭寇の撃退においても、明朝の支援について触れることなく李舜臣などの朝鮮人の功労としていると伝えた。
記事は最後に、「日本の歴史教科書には侵略についてぼかそうとする意図があるものの、韓国の教科書に比べればはるかに客観的である」と総括している。
歴史の教科書や、政府の歴史認識というものは、その国の立場が色濃く出るものであり、決して客観的なものではない。「日本の教科書のほうが客観的」という評価は、実は「日本の教科書のほうが、われわれの<中国の>立場に近い」という性質も持っているのである。
どの国の描写が「客観的」か、という判断を下すよりも、自ら可能な限り客観的な視点をもって、それぞれの国がどのような記述をしているか単純に比べてみることのほうが、有意義なのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

