離職者が感じた「働きづらい上司」の特徴ランキング、1位は?
リブセンスは6月1日、「離職者が感じた『働きづらい上司』の特徴ランキング」の結果を発表した。同調査は2015年4月1日〜2016年3月31日、同社サイト「転職会議」における「退職理由、退職検討理由」カテゴリーに寄せられた口コミ約1万3,000件を対象として、関連ワードごとに集計している。
離職者が感じた「働きづらい上司」の特徴ランキングの結果、1位は「頭ごなしに決めつける上司」(1,130件)だった。次いで2位は「権力に物を言わすパワハラ上司」(1,038件)、3位は「無責任な丸投げ上司」(793件)。以降4位「口だけで働かない上司」(497件)、5位「じめじめ陰湿な上司」(416件)と続いた。
トップ3位の口コミをみたところ、1位の「頭ごなしに決めつける上司」では「拘束時間の長さと、売れる人は何をしても良いという雰囲気。来たお客様に販売できなかった場合は、人として否定されます。何か問題が起こった場合は20代の若手が悪いと決めつけ、話すら聞いてもらえません」(専門店/販売スタッフ/女性)、「給料面はそこそこ良い方だが、会社として営業マンの仕事の進め方を決めつけ全員同じ様にやらせようとする。仕事がやりづらいのと面白みがない」(専門店/個人営業/男性)などの声があった。
2位の「権力に物を言わすパワハラ上司」については、「前時代的な上司が多く、気分次第で叱られる。早い時間に出社することを強要してくる。良くも悪くも大きくなりすぎて、社長が目指したいものが分からない」(専門店/販売スタッフ/男性)、「パワハラの嵐。土下座の強要や殴られたりけられたりはよく聞く。家族や友人に商品を買わせるために上司や先輩からひどい罵声を浴びせられて会社に来られなくなった人もいた。うつ病など精神的に病む人がとても多い。上司もヒステリックな人間が多く、同僚も同様である」(リース・クレジット・信販/個人営業/男性)といった声があがった。
3位の「無責任な丸投げ上司」では、「古株の人が決定権を持ち、まもりの姿勢に入っているので、企業の成長はあんまり望めない。仕事を丸投げにすることや、責任を他部署や部下に押し付ける上司が多い」(小売り・流通・商社系/商品企画/女性)、「とにかく経営層も次期経営層も無責任。会社の業績や従業員の生活より良くしようという気持ちは感じられませんでした。みな己の私利私欲ばかり」(半導体・電子・電気機器/研究・開発/男性)などのコメントがあった。