中田さんに「キレたろうか思ってます」とまで話していた宮迫さんだが…(写真は2015年6月撮影)

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不倫騒動で休業中のベッキーさん(32)が「週刊文春」宛てにしたためた手紙をめぐり、オリエンタルラジオの中田敦彦さん(33)と雨上がり決死隊の宮迫博之さん(46)の間に不穏な空気が漂っている。

きっかけは、テレビ番組内でベッキーさんの対応を「あざとい」と評した中田さんに対し、宮迫さんが「そんなひどいことよく言うな」と別番組で指摘したこと。その後、中田さんは改めて自身の主張を述べた。果たして、宮迫さんからの「アンサー」はあるのか――。

「憶測でそんなひどいことよう言うな」

手紙の全文は、週刊文春2016年5月5日・12日合併号に掲載された。ベッキーさんはその中で「ゲスの極み乙女。」川谷絵音さん(27)との関係を「友人関係」と説明していたことを「恋愛関係だったと言うべきでした」と反省。さらに「川谷さんへの気持ちはもうありません」と告白し、妻への謝罪の気持ちをつづった。

この手紙について、中田さんは4月27日放送の「白熱ライブ ビビット」(TBS系)の中で「手紙ってプライベートに奥さんや文春に渡すためのもので、それが間接的に(世の中に)伝わっていることも狙ってるところが、あざとく感じちゃう」と指摘。

これによしもとクリエイティブ・エージェンシーの先輩芸人である宮迫さんは、29日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で「こんな状態で本人そんな細かいこと計算できると思います?憶測でそんなひどいことよう言うな」「会うたら僕、キレたろうか思ってます」と噛みつき、不快感をあらわにした。

ただ、手紙は、ベッキーさんの所属事務所の社長がわざわざ文春デスクに直接手渡したものだ。芸能レポーターの井上公造さん(59)もトークアプリ755の中で「ベッキーが公開して欲しくて、書いた手紙です!」と断言しており、中田さんの主張の根本が「憶測」の範囲にすぎない――とは必ずしも言えない。

5月4日放送の「ビビット」の中で、中田さんは「擁護派がいらっしゃる理由もわかる」と前置きした上で、再び自身の考えを力説した。

ウーマン村本も参戦!?

「長きにわたってベッキーはイメージのいいタレントだった。そのことが問題を大きくしたとも言える。その発端はやっぱりLINEの流出問題」と核心をつき、ベッキーさんがLINEの件を説明するまでは「この問題は終わらない」と分析する。

ベッキーさんは、文春宛ての手紙ではLINEに一切触れておらず、自分に都合のいい話題にしかコメントしていなかった。中田さんはこれを「今回の対応は、やはり不誠実でずる賢い対応」と切り捨て、「それがベッキーの人間性だとしたら、今回の不倫は悪質なもの」と述べた。

そして最後には、宮迫さんの意見を意識したのか、「いろんな先輩が色んなことおっしゃいますけど、僕の意見は変わらない。擁護することで、傷つく人もいると思うので、僕は意見を曲げたくない」とこれまでの主張を繰り返した。

「ビビット」には中田さんの「あざとい発言」後、たくさんの意見が届いたそうで、うち8割は中田さんの意見に賛同するものだったという。

中田さんの「反論」に宮迫さんはどう出るのか。

宮迫さんが生出演した6日放送の「バイキング」ではベッキーさんの話題は取り上げられず、本人からも言及はなかった。宮迫さんのツイッターアカウントには「宮迫のあっちゃん批判は浅はか過ぎる」「あっちゃんへの言葉を撤回して下さい」といった声が届いているが、6日17時時点、いずれにも反応していない。

そんな中、ウーマンラッシュアワーの村本大輔さん(35)が6日、

「前にカウンセリングの先生が芸能人の謝罪を、あざとい、計算高い、と感じる人は、自分の中にその考えがあるからあざといと感じる。要約すると、あの人、おれと同じであざとい。になるらしい。計算高くない人は、大変やな。しか思わないらしい。前にツイートした浮気疑うやつが浮気してる理論に通じる」

とツイート。中田さんの発言に絡めたものと受け取った人が少なくないようで、「おお、中田あっちゃんに宣戦布告ですね」との声も寄せられている。