強い台風18号は、明日23日(日)には「非常に強い」勢力となって小笠原近海へ達するでしょう。小笠原諸島では、23日(日)から24日(月)にかけて、うねりを伴った高波に注意が必要です。また、26日(水)から27日(木)にかけては「強い」勢力で沖縄に近づくでしょう。沖縄本島では25日(火)頃からは警報級の大雨や大荒れ、大しけとなるおそれがあります。

台風18号は強い勢力に 今後、非常に強い勢力へと発達

台風18号は今日22日(土)午前3時に「強い」台風に変わりました。
午前6時現在はマリアナ諸島にあって、1時間に20キロの速さで北北西へ進んでいます。中心気圧は970hPaで、風速25メートル以上の暴風域を伴っています。

台風18号は発達しながら次第に進路を北西に変え、明日23日(日)には「非常に強い」勢力となって小笠原近海へ達するでしょう。さらに25日(火)にかけて非常に強い勢力を保ちながら日本の南を西よりに進む見通しです。この頃が発達のピークとみられ、中心気圧は925hPaまで下がる見込みです。
26日(水)から27日(木)にかけては「強い」勢力で沖縄に近づくでしょう。

小笠原諸島はうねりを伴う高波に注意

小笠原諸島では次第に波が高まり、明日23日(日)昼過ぎから24日(月)にかけて、うねりを伴ってしけとなるでしょう。台風の進路や発達の程度によっては、警報級の高波となる可能性があります。
予想される波の高さは、5メートルです。
小笠原諸島では、23日(日)夜のはじめ頃から24日(月)にかけて、うねりを伴った高波に注意・警戒してください。

18号は沖縄を直撃のおそれ

台風18号の西進に伴って、沖縄周辺の海域でも次第に波が高まるでしょう。大東島地方では、24日(月)頃から大荒れや大しけとなり、沖縄本島地方でも、台風の進路等によっては25日(火)頃からは警報級の大雨や大荒れ、大しけとなるおそれがあります。

また、台風18号は沖縄付近で動きが遅くなるため、大荒れの時間が長くなることが考えられます。引き続き最新の台風情報を確認し、早めに暴風や大雨に備えてください。

本州などその他のエリアへの影響は

上の図は、気象庁による「台風進路予測図」です。この「台風進路予測図」は、天気予報等の基礎資料である数値予報の計算結果をそのまま描画したもので、気象庁が実際に発表する台風情報と異なる内容が含まれる場合があります。
複数の進路があるのは、計算式に少しずつ異なる初期値を投入して複数の計算を行っているからで、この手法を使うことで、取り得る誤差の範囲や傾向を見ることができます。

上の図をみると、沖縄地方に向かうと予想しているものが多い中、本島方面と先島諸島方面に進む予想があり、ばらつきがあるのが分かります。その後はそのまま西に進むと予想するものと、一部、東よりに進路を変えると予想するものもある状況です。

台風が接近しないとしても、太平洋側を中心に台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込んで、雨雲が発達する可能性があります。また、海上は台風からのうねりが届いて、波が急に高くなることが考えられます。台風が離れて進むとしても油断せず、台風情報や天気予報を確認してください。

なお、大陸近くにも複数の線がまとまって描画されていますが、トンキン湾にある熱帯低気圧の予測で、今後、台風へと発達する見通しです。こちらはほとんど停滞し、日本に影響はない見込みです。