インタビュー:Saku×松本穂香「聴いた方が主人公になれるようなラブソング」
Saku×松本穂香(L→R)

タワーレコード渋谷店スタッフとして働きながら、昨年4月に有村架純の主演映画『ビリギャル』劇中歌に起用されたシングル『START ME UP』でメジャーデビューを果たしたシンガーソングライター、Saku。2月24日にリリースされる2ndシングル『春色ラブソング』は、好きな彼に想いを告げようとする女の子の心情を描いたラブソング。その魅力に迫るべく、同曲のミュージックビデオに出演し、有村架純の妹分としても注目を集める新人女優、松本穂香との対談を行った。

−−SakuさんのTwitterで見ましたが、二人でお茶したんですね。

Saku:撮影の時はバタバタしてたので、そんなにしゃべれなかったんですけど、改めてゆっくりお話しできて。穂香ちゃんは最初「大人しいのかな?」と思ってたんですけど、そんなことなくて、いっぱいしゃべってくれて。「どんな役をやってみたいの?」という質問に、「いつか石の役をやってみたい」って答える人、なかなかいないなと思って、めっちゃ面白い子だなと。

松本:そんなに深く考えてなかったんですけど、「人以外の変わった役をやってみたいな」と思って出たのが、石しか浮かばなくて。

−−お互いの第一印象はどうでした?

Saku:「透明感がすごい」と思いました。5才離れてるので、「すごく可愛い妹ができた!」みたいな気分に勝手になっちゃったんですけど(笑)。

松本:「キラキラしてるな」と思いました。良い意味で、根っ子から明るいのが飛び出しちゃってますよね(笑)。笑顔とかパッと見ただけで良い人というのが、すぐ分かりました。

−−話してみて第一印象から変わったこともあるかと思いますが、写真などから抱かれるイメージと実際の自分との間にギャップを感じることはありますか?

Saku:私は「意外としっかりしてそうだね」と言われるんですけど、全然しっかりしてないです。部屋の掃除とか、整理整頓が苦手だったり。あと「運動ができなさそう」と言われるんですけど、めっちゃできます(笑)。

松本:私はなんか「話しかけるなオーラが出てる」と言われ続けてきて。人見知りなので、多分それが出ちゃってるだけで、楽しいことは普通に楽しく話します。まぁ、根暗オーラは出てると思うんですけど、ポジティブな時もあると言えばあります。あと、たまに「運動できそう」と言われるんですけど、全く何にもできないです(笑)。

−−共通点を感じることはありますか?

松本:多分、あまり考え過ぎず、楽しくやることが一番だと思っている所かなって。他の人だったら「普通そういう時は緊張するんじゃない?」みたいな所を、私はあまり緊張しないみたいで。どこか変なところで「肝が座ってる」とか言われません?

Saku:ちょっと話は違うかもしれないですけど、あまり他人と比べたりしないのかな?という所は、お互いそうなのかなと。「自分自身を磨けばいい」みたいに、あまり他人を気にしすぎない。もっと嫉妬心とかあったほうがいいのかもしれないけど、そういうのよりも自分らしくいればいいみたいな。私は良くも悪くも楽観的なんですよね。