歴代チームの顔が多かった西武のショート 誰がレギュラーの座を射止める?
西武のショートといえば、石毛宏典、田辺徳雄、松井稼頭央、中島裕之などチームの顔と呼べる選手が長年務めてきた。そのショートだが、中島がメジャーに挑戦した13年以降は、固定できていないのが現状だ。
ただ候補者がいないわけではない。今季プロ4年目を迎える金子侑司は、レギュラー筆頭候補だ。中島と入れ替わりで入団した金子侑は、1年目から出場機会を多く与えられたが、スタメン定着に至っていない。
昨季も開幕から『9番・遊撃』で起用されたが、打撃で思うような結果を残せず二軍落ち。降格後には、練習中に鼻骨骨折と、昨季は入団後ワーストの57試合の出場にとどまった。投手の起用法に左右されないスイッチヒッター、俊足という武器を持っており、打撃力と守備力を向上させ、レギュラーを掴みたいところだ。
永江恭平は昨季、金子侑に次いで2番目に多く、ショートで出場した。渡辺久信前監督(現シニアディレクター)から“松井稼頭央二世”と評されたほど守備力が高い。守備に関しては、レギュラーで出場してもおかしくないレベルだが、打撃はいまひとつ。
プロ4年間の通算打率は.149。昨季は54試合に出場したが、スタメン出場は2試合。ほとんどが守備固め、もしくは代走での出場だった。守備は安定しており、課題である打撃を克服できれば、一気にレギュラーを掴む可能性が高い。
ベテラン勢では渡辺直人、鬼崎裕司がいる。渡辺は昨季34試合、鬼崎は47試合にショートで出場した。渡辺と鬼崎の2人はショート以外にも、セカンドやサードもユーティリティーにこなすことができる。ただ、セカンドには浅村栄斗、サードには中村剛也といったレギュラーがおり、スタメンで出場するとなるとショートが現実的。
その他には外崎修汰、金子一輝など候補者は多いが、絶対的な存在がいない西武のショート。この中から、今季こそレギュラーを掴む選手が出てくるのだろうか。
【西武のショートレギュラー候補の昨季成績】
金子侑司
昨季成績:57試 率.224 本1 点6
ショート出場数:57試合
永江恭平
昨季成績:54試 率.182 本0 点4
ショート出場数:51試合
鬼崎裕司
昨季成績:59試 率.196 本0 点6
ショート出場数:47試合
渡辺直人
昨季成績:83試 率.272 本0 点23
ショート出場数:34試合
ただ候補者がいないわけではない。今季プロ4年目を迎える金子侑司は、レギュラー筆頭候補だ。中島と入れ替わりで入団した金子侑は、1年目から出場機会を多く与えられたが、スタメン定着に至っていない。
永江恭平は昨季、金子侑に次いで2番目に多く、ショートで出場した。渡辺久信前監督(現シニアディレクター)から“松井稼頭央二世”と評されたほど守備力が高い。守備に関しては、レギュラーで出場してもおかしくないレベルだが、打撃はいまひとつ。
プロ4年間の通算打率は.149。昨季は54試合に出場したが、スタメン出場は2試合。ほとんどが守備固め、もしくは代走での出場だった。守備は安定しており、課題である打撃を克服できれば、一気にレギュラーを掴む可能性が高い。
ベテラン勢では渡辺直人、鬼崎裕司がいる。渡辺は昨季34試合、鬼崎は47試合にショートで出場した。渡辺と鬼崎の2人はショート以外にも、セカンドやサードもユーティリティーにこなすことができる。ただ、セカンドには浅村栄斗、サードには中村剛也といったレギュラーがおり、スタメンで出場するとなるとショートが現実的。
その他には外崎修汰、金子一輝など候補者は多いが、絶対的な存在がいない西武のショート。この中から、今季こそレギュラーを掴む選手が出てくるのだろうか。
【西武のショートレギュラー候補の昨季成績】
金子侑司
昨季成績:57試 率.224 本1 点6
ショート出場数:57試合
永江恭平
昨季成績:54試 率.182 本0 点4
ショート出場数:51試合
鬼崎裕司
昨季成績:59試 率.196 本0 点6
ショート出場数:47試合
渡辺直人
昨季成績:83試 率.272 本0 点23
ショート出場数:34試合