5年ぶりに復活した漫才日本一決定戦『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)。関東で17.2％、関西で21.4％を記録と高視聴率をたたき出した。優勝したトレンディエンジェルは仕事が急増するなど、お笑いブーム復活も期待されている。

その一方で、『M-1』が復活したことでお笑い関係者の間では若手芸人解散ラッシュになるのでは？　と心配の声があがっている。

「5年のブランクを考慮して、今年の『M-1』は出場資格がこれまでの結成10年から15年以下に引き上げられていましたが、来年からはこれまで通りの結成10年以下に引き下げられる説が濃厚。『M-1』復活で、芸歴不問の『THE MANZAI』が終了してしまいましたからね。この話を聞いて、これまで賞レースを目標に頑張ってきた結成10年以上のコンビ・トリオが解散を考え始めています」(プロダクション関係者)

今月に入って、結成10年を超えるエリートヤンキー、ジューシーズの解散が続けて発表されたばかり。

「“家事えもん”としてピンでの活動も増えているジューシーズ・松橋周太呂は、“家事えもん”以外ではタレント活動をすることは考えていないらしく、解散後は放送作家に転身するとか」(放送作家)

また椿鬼奴も参加するお笑いユニット・キュートンのメンバーであるアホマイルドも年内で解散するようだ。

「坂本雅仁のほうはピンで活動を続けるようです。『M-1』出場資格の引き下げが正式に発表されたら、解散ラッシュは本格化するでしょうね」(前出の放送作家)