ヴィエノワズリー専門店の「リチュエル パー クリストフ ヴァスール」。写真左から、「エスカルゴショコラ・ピスターシュ」(690円)、「ル・サクリスタン」(590円)、「クロワッサン」(450円)

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1種類のパンにこだわった専門店が、今注目を集めている。2015年8月には、クロワッサンを代表とするパンや菓子パンの総称“ヴィエノワズリー”の専門店が日本初上陸。その他フォカッチャや、ブリオッシュでジェラートを挟む「ブリオッシュ・コン・ジェラート」など、話題のパン専門店が続々と誕生している。ワンジャンルをとことん追求するその味を確かめに、足を運んでみてはいかが?

【写真を見る】Brigelaお台場が販売する、シチリア発のパンスイーツ「ブリオッシュ・コン・ジェラート」。写真左から「ヨーグルトと手作りジャム」「キャラメルナッツバニラ」(各410円)

■ RITUEL par Christophe Vasseur(リチュエル パー クリストフ ヴァスール)

2015年8月に日本初出店を果たし、パン好きの間でも注目を集める一軒。ザクザクとした食感の「クロワッサン」(450円)や、グラニュー糖入りの生地とカスタードをねじった「ル・サクリスタン」(590円)など、約10種類のヴィエノワズリーを提供する。

なかでも、看板商品の「エスカルゴ」に注目したい。渦巻き型を特徴とするパンで、全5種類の味を用意する。ピスタチオ味の「エスカルゴショコラ・ピスターシュ」(690円)が1番人気とのことなので、お見逃しなく!

よく寝かせてしっかり火を通す、独自の製法で作られるヴィエノワズリーは、魅力的な食感と豊かな風味が際立つ。生地を味わうべく、少し冷めてから食べるのがおすすめだ。

■ Brigela(ブリジェラ)お台場

ブリオッシュにジェラートを挟む、シチリア生まれのパンスイーツ「ブリオッシュ・コン・ジェラート」の専門店。自家製ナッツが入った「キャラメルナッツバニラ」(410円)や爽やかな味わいの「ヨーグルトと手作りジャム」(410円)など、全16種類を取りそろえる。2つの味を楽しむならば、ダブル(550円)でも注文可能だ。

しっとりと軽い口当たりの特製ブリオッシュは、染み込むジェラートに合わせ、バターと牛乳を多めに使用している。シチリア生まれのパンスイーツをぜひ味わってみて。

■ フォカッチェリア アルタムーラ

200軒以上のパン店が連なる、イタリアのアルタムーラで修行した店主が店を営む。ジャガイモを練り込んだフォカッチャは、心地いい噛みごたえが特徴だ。生地の塩味とトマトの甘味がマッチする「フレッシュトマトとたまねぎ」(250円)や、ギュッとあふれるオリーブの酸味が絶妙な「オリーブとたまねぎ」(250円)などを販売。生ハムをはじめとしたつまみや、酒も一緒に楽しめる。

■ SONKA(ソンカ)

多彩なフランスパンがそろう専門店。ベーコンやレーズン入りなど、個性的なラインアップが魅力だ。国産小麦粉をはじめ、おいしくてシンプルな素材使いにこだわる。風味豊かな「雑穀フランスパン」(240円)や塩のみで作る「フランスパン」(210円)はもちろん、「ホットドッグ」や「生ハムサンド」(各420円)も評判。【東京ウォーカー】