デビューから「一瞬と思えた」4年



――恋愛観以外の志尊さんご自身についてもうかがっていきます。そもそも芸能界に入ったのはどういったきっかけだったんですか?

街でスカウトされたり、スナップで声を掛けていただいたことがあって、それまでは(芸能界が)僕には遠い世界と思っていたんですが、自分にもそういう活動ができるのかな? と興味を持つようになったんです。実際に読者モデルやサロンモデルをやるようになって「もっとやりたい」という気持ちが強くなっていきました。それから事務所の養成所に通って勉強するようになり、『テニミュ』(=ミュージカル『テニスの王子様』)に受かってデビューすることができました。

――事務所に所属されて、この夏で4年を迎えました。『テニミュ』の後は『トッキュウジャー』もありましたが、この4年は長かったですか? それとも短かったですか?

一瞬と思えるくらい、あっという間でしたね。気づいたらデビューさせてもらったという感じでここまできました。でも、現場での経験を積み重ねるごとに、まだまだだな、と思う部分はたくさんあるので、さらに貪欲に、いろいろな作品に挑戦していきたいと思います。



――その中でも特に『テニミュ』と『トッキュウジャー』は特別な思いがあるのでは?

『テニミュ』と『トッキュウジャー』は長い期間、携わらせていただきましたし、「テニミュ」は何と言ってもデビュー作であり原点とも言える作品。『トッキュウジャー』も主演ということで撮影を通じていろんな経験があり、そういう意味でも財産であると思います。ただ、その2作品にかかわらず、いままでやらせていただいた作品に対しては、どれも強い思い入れがありますね。

――少し意地悪な言い方かもしれませんが、長く愛され、多くの固定のファンもついている『テニミュ』と“若手の登竜門”と言われ、1年にわたって放送される戦隊シリーズを卒業し、その“看板”を下ろして、まさにここからが俳優・志尊淳の真価が問われることになりますね。

そうですね。いろんな方に支えられながら仕事をさせていただいていて、ここまでやってこれましたが、まだまだ経験が浅いということを日々感じています。毎回、新しい作品に出会うごとに、それまで知らなかった世界を感じています。いまはとにかく、どんなことでも経験したいという気持ちが強いです。どうなりたいかを決めるのは、さらにその後かなと思っています。

――いまの時点で考えられる範囲で、こういう役がやりたい、こんな俳優になりたいというものはありますか?

常に自分のイメージとは違うと思われるような役に挑戦できる俳優になりたいですね。そこで役者としての力が試されることになると思うので。それから、自分自身のキャラクターや特性を理解して、それを最大限に利用できる役者になれたらと思います。





役の印象で見られるのが「嬉しい」



――ちなみにいま、自分のタイプや性格を分析するなら、どんな男性だと思いますか?

それが自分では全然わかんないんですよ(笑)。僕自身が思っている自分と周りから見えている自分というのも違うでしょうし…。難しいですね。

――特に俳優という仕事は、役柄のイメージで見られてしまうことも多いかと思います。

それはまったくイヤではないですね。むしろ嬉しいです。役のイメージを通して僕という人間を見ていただけるというのは、それだけ役になりきっていたということでもあり、その役に対する愛情を持っていただけているからでもある。何より、その役があってこそのいまの自分ですから。この先、どんなに時が経っても、昔の役のイメージで見ていただくことは嬉しいことだと思います。

――20歳を迎えて、気持ちなどの変化はありましたか?

それがまったくないんですよ。みなさんがお酒を楽しむ場所に一緒に行けるようになったくらいで。16歳から仕事をしていて、基本的なスタンス――お金をいただいて仕事をしているという意識は以前から持っていて変わってないんですよね。その意味で「20歳になって…」という変化は特にないですね。

――いまさらの質問ですが、俳優を一生の仕事にする覚悟はもう固まってますか?

うーん、そうですね…この仕事がすべてではないと思いますが、いまの自分の魅力を最大限に出させてもらえる場所だと信じていますし、だからこそいま、夢中になって、やれる限りのことを全力でやっています。これからさらに経験を積んでいくことで、何か答えが見えてくるのかなと思っています。

――少しインターネットにまつわる質問をさせていただきます。それこそインターネットは、物心ついたころから身近にあったかと思いますが…。

そうですね。小学校からパソコンの授業はありました。ただ、当時もいまもあまりパソコンをいじって生活はしてないですね。どちらかというと機械は得意ではないんです(笑)。

――スマホは利用されていますか?

スマホは使ってます。ブログの更新も含めてSNSにLINE、ちょっとした調べものをしたり…移動中はスマホに頼りっきりですね。依存とまではいかないけど…その一歩手前くらいかな? ブログのコメントは嬉しくて全部読んでます。アクセス数やフォロワー数というのはハッキリと数字で見えるものなので嬉しいですね。

――よく使うアプリやチェックするサイトなどはありますか?

ニュースは常にチェックするようにしています。時事問題は常に把握しておきたいし、共演者の方と話をするときの切り口にもなるので、政治経済、エンタメ、スポーツまでニュースには毎日、目を通すようにしています。



【プロフィール】
志尊淳(しそん・じゅん)/1996年3月5日生まれ。2011年俳優デビュー。主な出演作は『烈車戦隊トッキュウジャー』(EX)、『表参道高校合唱部!』(TBS)、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(CX)等。現在『エイエイGO!』(NHK)レギュラー出演中。主演映画『先輩と彼女』が10月17日に公開。
【ブログ】http://ameblo.jp/jun-shison-we/
【Twitter】@jun_shison0305

■映画『先輩と彼女』公式サイト
http://senpaitokanojo.jp/

★★志尊淳さんのサイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント★★

今回インタビューさせていただいた、志尊さんのサイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

■応募方法:ライブドアニュースのTwitterアカウント(@livedoornews)をフォロー&以下のツイートをRT

■受付期間:10月13日(火)12:00〜10月19日(月)12:00

■当選者確定フロー
・当選者発表日/2015年10月20日(火)
・当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、発送先のご連絡 (個人情報の安全な受け渡し) のため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
・当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから10月20日(火)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただきます。10月23日(金)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。

■キャンペーン規約
・複数回応募されても当選確率は上がりません。
・商品発送先は日本国内のみです。
・応募にかかる通信料・通話料などはお客様のご負担となります。
・応募内容、方法に虚偽の記載がある場合や、当方が不正と判断した場合、応募資格を取り消します。
・当選結果に関してのお問い合わせにはお答えすることができません。
・商品の不具合・破損に関する責任は一切負いかねます。
・個人情報の利用に関しましてはこちらをご覧ください。