【TrendDoor】次世代ゲーム機の「勝ち組」は誰だ?
 世の中が幸せ気分に包まれるクリスマスシーズンの到来。今年のプレゼントといえば、やはり「ゲーム機」で決まり! 2006年の年の瀬を迎えてゲーム業界は怒濤の新製品ラッシュで、まさに戦国時代の様相だ。
 まず、2005年12月10日に発売されたMicrosoftの「Xbox 360」は、2006年の年末狙いで1年間もソフトまわりを仕込んでいた「家康」タイプだ。
 続く、2006年11月11日に発売されたソニーの「PlayStation 3」は、革命児「信長」タイプ。10万円を切った、高級AV家電か、テレビにつながるスーパーコンピュータといえる性能は、次元の異なる高見を目指している。
 取りをつとめるは、2006年12月2日に発売された任天堂の「Wii」だ。器用で気の利く「秀吉」タイプは、“ヌンチャク”のようなコントローラでみんなの度肝を抜いたのである。

 こんな次世代ゲームの戦国世を誰が「勝ち組」になるのか、私なりに考察してみたい。
 単純比較はできないが、あえて比べてみると、Wii、PlayStation 3、Xbox360だろう。やはりWiiの“ヌンチャク”の前評判は家族を巻き込んで今一番人気だろう。
 続くのが、PlayStation 3だ。PlayStation 2の約35倍という「Cell」マルチコアプロセッサの能力はもはやスーパーコンピュータ並でずば抜けている。これを惜しみなく映像表現に使い尽くすのだから贅沢だ。さらにハイビジョンテレビ(HDMI端子)つながるのだから、くっきりはっきりとしたリアル感もある。ポストDVDといわれる「ブルーレイディスクドライブ」も搭載されていて、廉価モデルでも49,980円は、やはりどう考えても破格だ。正直な話、高級AV機器だと思って買えばお得だ。ただし、やたらな高性能があだになりソフト開発が難しいので発売ソフトの数が少ない。ゲームの種類を楽しめないのは減点対象だろう。
 Xbox360は、ネットワーク指向、豪華なグラフィック、容易なソフト開発などポテンシャルはある。けれども欧米の外国製ゲームがメインでゲームマニアの“洋ゲー好き”にはたまらないが、日本のファミリー層には少々厳しいだろう。
 某巨大掲示板では、すでに勝負があったというようなスレッドも目立つが、今後のソフトの発売タイトル数や市場価格の変動によって「勝ち組」は変化していくはずだ。しかも、どのゲーム機も個性がはっきりしている。今年の冬は、どれか1つゲーム機をゲットして、お財布の様子を見ながら買いそろえるのが吉だろう。

【Trenddoor】

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