「首相、議員票7割固める」。読売新聞の本日(6日)付け朝刊1面トップに踊った見出しだ。別に驚きもしなかった。8年前の夏、民主党政権下であった「菅直人VS小沢一郎」の代表選挙を、田中は脊髄反射で思い出した。勝った方が総理となる代表選挙だった。小沢派と反小沢派で党内は真っ二つに割れた。財務省出身のある議員は、菅支持としながらも「政策では小沢さんの方が何十倍も上」と、困惑の表情で語った。先行きの読め