ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は現実的だ。パリ・サンジェルマン(PSG)のFWズラタン・イブラヒモビッチのイタリア復帰の可能性について、「不可能だと思う。イタリアでは対応できないサラリーだからだ」と話した。

いつもと同じ、資金不足ということだ。だが、もしもバルセロナFWリオネル・メッシ、レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウド、イブラヒモビッチ、PSGのDFチアゴ・シウバ、トッテナムMFガレス・ベイルから選ぶとしたら?

「私なら、メッシをミランに連れてくるね。センターフォワードとしてではなく、2トップのトップ下として、だ」

一方、CSKAモスクワMF本田圭佑については、このように話している。

「関係者が交渉のためにロシア入りしている。彼の契約は12月までで、1月にはフリーになるから、ほかのクラブが交渉するのは問題ない。それが我々だ。私は、1月に加わると思う。CSKAはリッチなクラブであり、(1月より)前に手放す場合は大金を求めてきた。だから、スポンサーが介入しない限り、難しいと思う。サラリーと移籍金が大金だからだ。だが、外部からの介入があれば、早めることができる」

また、ガッリアーニ代表取締役はほかの選手たちについて、次のように語った。

「ロビーニョ? 選手は減俸に応じて契約を延長した。彼には、『去年はあまり多くをやれなかったから、君は新戦力のようなものだ。その価値を見せてくれ』と伝えた」

「(ステファン・)エル・シャーラウィと(マリオ・)バロテッリ? 彼らは親友だ。問題があるとすれば、戦術面だろう。ステファンに対するビッグクラブからのオファーを受け取ったが、彼はミランでのサラリーで十分すぎると言ってきた。ミランのサポーターであり、ミランでこの上なく幸せだとね。彼は良いシーズンを過ごしてくれるはずだ」