22日放送、日本テレビ「Going! Sports&News」では、「本田圭佑(27)総力特集 ACミラン移籍の真相は!?」と題し、イタリアの名門=ACミラン移籍の可能性が報じられている本田について、現地イタリアで関係者に取材した模様を伝えた。

同番組は、FIFAの公認代理人アルベルト・ベルノ氏に取材。同氏は「イタリア戦を見ましたが、本田は最高の選手の一人でした」としながらも、「ここ何年かでヨーロッパでの本田の価値はどんどん高まっています。(CSKAモスクワとの)契約切れの時期が近いので(クラブは移籍金獲得のため、契約期間内で本田を放出したいことから)移籍金の値段は下がるでしょう。移籍金は500万ユーロから1000万ユーロ」という見通しを示した。

また、同番組は、イタリアのサッカージャーナリスト、ルーカ・ウィチェッロ氏にも話を聞く。同氏は「ミランはビッグクラブなので、移籍金として1500万ユーロは出せます。しかも、今トップ下のボアテンクを売ろうとしています。本田はトップ下だからミランは欲しいでしょう」と語ったが、「ミラン移籍の可能性は50%でしょう」としている。

また、一部ではスペインのセビージャが本田に興味を持っているという報道も見られたことから、同番組がセビージャの強化担当モンチ氏に取材を行ったところ、同氏は「彼が今貰っている給料を支払えるのは、スペインでは、レアル・マドリッドとバルセロナくらい。その金額をセビージャのような普通のクラブでは支払えないでしょう」と話した。