簡単! 「iTunes」で音量がバラバラの曲を一定の音量にして聴く方法

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音楽CDというのは、1枚1枚、音量が違います。特に昔のCDは、今のCDに比べると音量が小さい、音圧が低いといったことが多いように感じます。

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新旧いろいろな曲を、iTunesに取り込んで聴いていると、その音量の違いが気になりませんか? 僕は結構気になるんです。それで、なるべくどの曲も一定の音量になるように、iTunes上で設定しています。とても簡単なので、気になる方は参考にしてください。

■パソコンのiTunesの設定

パソコンのiTunesで設定をする場合は、「環境設定」ダイアログを表示。
そして「再生」をクリックします。

「再生」に関する設定画面が表示されます。基本は「音量を自動調整」にチェックを入れるだけでOK。
これで、ほとんどの曲が一定の音量に調整されます。

ただし、初めて再生する曲は、曲の冒頭だけ大きく再生されることがあります。これが結構気になるんです。そこで僕は「曲をクロスフェード」にもチェックを入れています。
こうすることで、次の曲の冒頭がフェイドインになるので、急に音が大きくなるという現象を和らげることができます。

■iPhoneの「ミュージック」の設定

実は、曲の音量の大小が気になるのは、パソコンで再生しているときよりも、iPhoneで再生しているときです。ヘッドホンで聴いていると、音量の大小がかなりわかってしまうんですよね。そこで、iPhoneの「ミュージック」アプリでも同じような設定をしましょう。

iPhoneの「設定」を開き「ミュージック」をタップします。

設定画面が表示されたら「音量の自動調整」を「オン」にします。基本的には、これでOK。iPhone内の曲の音量が一定になるように調整されます。

しかし、これだけだとうまく音量が一定にならない曲もあるんです。個人的な感覚ですが、あまりにも音量レベルが違いすぎると、一定にならないようです。
これを回避するために、「音量制限」を設定します。「音量制限」の項目をタップしましょう。

ここでは、音楽の最大音量を設定します。低めにしておくといいでしょう。これを設定することで、極端に音量の大きな曲も、他の曲と同じくらいの音量になります。
あとは、本体の音量調整で快適な音量に設定しましょう。


iPhoneの「ミュージック」では、クロスフェードの設定がないんですよね。あれば、クロスフェードの設定もすると、さらに音量の差を気にならなくなるはずなんですが……。
次期バージョンアップでは、ぜひともクロスフェードを入れていただきたい、アップル様!!

なお、これらの設定をした副次効果として、昔のCDのうち、元々高音質なのに音量レベルを抑えていたものが、すごくクリアに聞こえるようになります。
僕は、C-C-BのCDがとても音の分離がよく、音質も高いということに気が付きました。

特に80〜90年代のCDは、元々の音がいいのにレベルを低くしているものが多いので、この設定を実行することで、「お、結構いい音じゃん?」というものがあるかもしれませんよ。

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