CLでミランに完封負けのバルセロナ「結果はあまりに厳しすぎた」

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 チャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦ファーストレグが20日に行われ、バルセロナがミランとアウェーで対戦。元ガーナ代表MFケヴィン・プリンス・ボアテングとガーナ代表MFサリー・ムンタリにゴールを許して、0−2で敗れた。

 試合後、バルセロナの第2監督であるジョルディ・ロウラ氏は完封負けを「悪い結果」と認め、以下のように敗戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えている。

「もし、信用のおけるチームがあるのならば、我々のチームだよ。運は欠けたが、突破することはできるだろう。次はホームでプレーすることができ、ファンが支えてくれるだろう。芝の状態も最高だろうね」

「我々にとっては最高の試合ではなかったよ。しかし、試合展開を見る限りでは、結果はあまりに厳しすぎたと思う。前半は試合を支配していたが、その後、ミランは2度のチャンスを手にして、得点した。先制点はセットプレーを利用したもので、2点目はカウンターからだった」

「このスタジアムは、常に難しい場所だよ。ミランは彼らのやり方をして、多くの選手が後ろに位置して、非常にきっちりと守ってきた。スムーズなパス回しなども普段以上に苦労させられた」

「最初のゴールが我々を落胆させて、勢いを失った。おそらく、その時落ち着きを少し失ったのかもしれない」

 バルセロナはティト・ビラノバ監督が、耳下腺腫瘍の摘出手術を受けて療養中。現在は、ジョルディ・ロウラ氏が指揮している。なお、セカンドレグは、3月12日にバルセロナのホームで行われる予定。

[写真]=佐藤博之