ミランは20日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグで、バルセロナにホームで2−0と勝利を収めた。MFケヴィン=プリンス・ボアテングとMFサリー・ムンタリのゴールで勝利したミランだが、見事な勝者の一人だったのが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督だ。

シーズン序盤戦ではリーグ戦で成績が芳しくなく、立場を騒がれていたアッレグリ監督だが、セリエAで挽回しただけでなく、最も重要なヨーロッパの舞台での試合で、バルセロナを下すことにも成功した。結果だけでなく、パフォーマンスもだ。試合後、アッレグリ監督はこう話している。

「良い試合だった。選手たちは守備をうまくやったね。バルセロナに枠内シュートを1本も許さないのは簡単なことじゃない。前半の我々は、もっとうまく生かすべき状況もいくつかあった。だが、ふさわしい勝利だったね。もう少しキレがあれば、3−0とすることもできただろう。(バカイェ・)トラオレのチャンスのことだ。セカンドレグではすべてがより難しくなるからね」

「カンプ・ノウではゴールを決める必要がある。ホームでの彼らの平均得点は素晴らしいものだからだ。彼らはラウンド突破を確信している? 我々がゴールを奪えなければ、家に帰ることになるかもね。だがいずれにしても、我々は2点をリードしている」