バルセロナ優位を覆したいアッレグリ「試合は0−0から始まる」

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 チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグでミランとバルセロナが20日に対戦する。バルセロナをホーム、サン・シーロに迎えるミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が試合に対する意気込みを語った。『UEFA.com』が伝えている。

 シーズン前にスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチとブラジル代表DFチアゴ・シウバをパリSGに放出するなど、大幅な選手の入れ替えを行ったミランだが、アッレグリ監督は世界最高クラスのサッカーを展開するバルセロナとも好ゲームを演じることができると信じているようだ。

「過去の2年間でバルセロナとはいい試合をしてきた。彼らは世界で最高のチームだから、基本的なことをしっかりとやってチームの成長をみせる時だ。彼らの攻撃陣には偉大な選手がいるから、彼らに長い時間ボールを触らせてはならない」

「リオネル・メッシ(アルゼンチン代表FW)は違いを作れる選手だ。同様にアンドレス・イニエスタ(スペイン代表MF)も世界最高の“クリエイター”だ。彼らを監視して、彼らの影響力を限定させなければならない。冷静に戦う必要がある」

 また、アッレグリ監督は戦前からミランが劣勢と見られていることが気に入らないようだ。

「ミランは間違いなく好ゲームを演じられる。私たちがすでに犠牲者だと捉えられていることには腹が立つね。どんな試合も0−0からスタートするはずだ」