テレビ朝日系『モーニングバード』の司会・羽鳥慎一の人気凋落が始まっている。

 日テレ時代の羽鳥は、TBSの安住紳一郎と人気を競ってきた。オリコン調査『好きなアナウンサーランキング』では、09年まで5年連続で安住がトップで殿堂入り。だが、2位だった羽鳥も翌10年、11年と同調査でトップに立った。

 しかし、いいことはいつまでも続かない。12年12月の最新調査で、羽鳥は日テレ『ZIP!』の桝太一アナに破れて2位に転落してしまったのだ。羽鳥はわずか2年の天下だった。
 「羽鳥の売りは、甘いマスクと182センチの長身、早大政経学部卒という高学歴、それにときどきすべるが適度に面白いギャグなどでした。でも『ZIP!』の視聴率が同時間帯でトップになる日が多くなるにつれて、羽鳥は桝にファンを持っていかれたのです」(テレビ雑誌編集者)

 桝は東大農学部水圏環境専修卒。東大大学院農学生命科学研究科修了の31歳。178センチで趣味はスキューバダイビング。たしかにもてそうだ。

 それにしても、なぜ羽鳥は簡単に敗れてしまったのか。
 「午前8時台で4〜5%をうろうろする『モーニングバード』の視聴率にもわかるように、羽鳥のやや根暗なキャラクターが敬遠されているからでしょう。表向きは明るく振る舞っているが、気弱で言いたいことが言えない性格なんです。それに、離婚したことも“女の影”が見え隠れしマイナス要因になっています」(芸能レポーター)

 来年3月には、同番組もテコ入れし、大幅に入れ替えるという。もしそれでだめなら司会者交代もありえる。人気アナランキングの2位陥落が羽鳥の人生を大きく変えるかもしれない。