“K-FOOD”代表ビビンバチェーン店「bibigo」日本進出 東京の中心・赤坂に1号店オープン

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【13日 東京=KEJ具恵珍 / 写真=大久保茜】活発に世界進出を進めている韓国大手CJグループの韓国料理店「bibigo」が遂に日本に上陸した。

bibigoは、14日に東京・赤坂に1号店をオープンする。赤坂は国会議事堂や政府庁舎、迎賓館などがあり、日本の政治中心地として挙げられ、日本の有名な大手広告代理店博報堂やTBSテレビ社屋、ACTシアターがある文化エンターテイメント地域としても有名だ。bibigo1号店が入店した赤坂Bizタワーは、39層という近隣で最も高いビルのうちのひとつ。このビルには、フランス・パリの有名レストランである「マキシム・ド・パリ」のように、現地の有名な外食ブランドが集まっており、bibigoは韓国料理の代表ブランドとして、これらと競争を繰り広げる予定だ。

bibigo赤坂Bizタワー店は、“カジュアルダイニングレストラン”をテーマに、近隣のビジネスマンたちが気軽に健康食の昼食を楽しめるところに焦点を合わせた戦略を展開する。お薦めメニューは、直接ご飯とソース、トッピングを選ぶことができるランチタイムのビビンバメニュー。自分の好みに合わせて約300種類の“私だけのビビンバ”を作ることができる。米も、白米の他に抗酸化機能に優れた玄米や黒米、繊維質が豊富な麦などから選ぶことができ、トッピングとしては、牛肉、鶏肉、豆腐など、多様な種類から選択することが可能だ。ソースには、コチュジャン以外にも、日本人の口に合わせたレモン醤油ソースも用意されている点が特徴的。この他、ディナータイムには蔘鷄湯(サムゲタン)や石焼ビビンバ、スンドゥブ、タッカンジョン(から揚げを甘辛く味付けしたもの)など、様々なモダン韓国料理を提供する。

オープンを翌日に控えた13日、店舗で開かれたプレスプレビューでbibigo関係者は「“食”という漢字を分析すると、“人”の体に“良い”ものを食べることを意味する。最近日本では様々な野菜を食べる健康食が流行しているが、韓国料理のうちビビンバはこれに最適なメニューだ」と期待感を露にした。

一方、bibigoは昨年11月CJが韓国料理をグローバル戦略商品として育てるために誕生したブランド。ブランド誕生後1年間でアメリカ、日本、中国をはじめ、イギリス、ロシア、オーストラリア、シンガポール、香港、台湾などアジアやヨーロッパ地域で事業領域を広げたグローバルブランドだ。