南アフリカ戦(女子) 【 日本は第2位で通過。気になる控え組と宮間のパフォーマンス。 】
試合 :ロンドン五輪 グループステージ 第3戦
開催日:2012年7月31日
結果 :引き分け
スコア:「0−0」
得点者:無し
○ なでしこジャパン
FW:丸山桂里奈 安藤梢
MF:岩渕真奈 高瀬愛実
MF:田中明日菜 宮間あや
DF:矢野喬子 熊谷紗希 岩清水梓 近賀ゆかり
GK:海堀あゆみ
FW:大儀見優季 安藤梢
MF:川澄奈穂美 高瀬愛実
MF:田中明日菜 阪口夢穂
DF:矢野喬子 熊谷紗希 岩清水梓 近賀ゆかり
GK:海堀あゆみ
五輪本大会へ入る前、戦術的な部分を除けば、澤のパフォーマンスが戻るかどうか、そして、主力組の選手たちと、控え組の選手たちと、そこに明らかな差がある、という2つの事を懸念していたのですが、澤のパフォーマンスの方は大丈夫そうで、しかし、控え組の選手たちのパフォーマンスについては、やはりまだ向上されていないようですね。佐々木監督としても、控え組の選手たちが、もう少し良いパフォーマンスを見せてくれないと、という事を感じた試合だったのではないかと思います。
特に、丸山、安藤、岩渕、高瀬、という、攻撃的なポジションの選手たちですね。この試合でのプランとして、主力組を休ませる、という事があった一方で、もう1つには、主力組の選手が怪我やカードの累積などで試合に出場できない、という事があった場合、その代わりとして誰を使うのか、もしくは、得点を取らなければならない、という試合展開になった時に、スーパーサブ的な選手を誰にするのか、それを見極めたい、という事があったと思うのですが、残念ながら、この試合では、それを見極められなかったかなと思います。
丸山は、サイドへ流れたり、中盤へ下がったり、そうやって起点にはなれていましたし、1回だけですが、素晴らしいフェイントで相手をかわしてチャンスを作ったり、という事での良い部分も見られてはいましたが、シュートのイメージ、得点のイメージ、それが想像できるようなプレーをしたシーンは無く、起点やチャンスメイクだけではなく、そういう得点を感じさせるようなプレーを見せてくれないと、少し使い難い選手になっているかなと思います。このチームでの自分の役割は何であるのか、もう一度確認して欲しいですね。
安藤は、しっかりボールを収めて、キープしながら相手を引き寄せて、そこからパスを出そう、というプレーの意図は良いと思いますし、また、やはり運動量という部分での守備への貢献というのは期待できるかなと思うのですが、まだあまりフィジカルコンディションが良くないのか、少しプレーにキレが無いかなと思います。個人的には、CFの位置よりも、右サイドなどで起用した方が良いと思っているのですが、どちらにしても、もう少し身体のキレを取り戻さないと、なかなか効果的なプレーはできないかなと思います。
岩渕は、W杯でも途中交代で使われていましたし、今大会、ここまででもカナダ戦では途中交代で出場しましたが、やはりまだ競り合いの弱さというのが顕著で、小さい身体とスピードを活かして、スルスルっと抜け出して、というイメージはあるとは思うのですが、それも、身体を当てられたところで止まってしまう、というシーンが多く、世界の舞台で活躍を見せるためには、もう1つ2つ、フィジカルの強さなり、テクニックなり、アイデアなり、という何かが必要かなと思います。
高瀬は、強いフィジカルと強引なドリブル、そして、空中戦の強さ、という武器があって、それはそれなりに発揮できていると思うのですが、FWではなくSHやボランチ、佐々木監督は高瀬をFWではなく中盤で起用する事が多いのですが、そうであるならば、やはり、もう少しパスの力や展開力というのが必要かなと思います。タイプは異なりますが、求めている役割としては、ザックジャパンにおける岡崎もしくは長谷部、というイメージなのかなとは思うのですが、どうもそれがハマっていないかなと思います。
開催日:2012年7月31日
結果 :引き分け
スコア:「0−0」
得点者:無し
○ なでしこジャパン
FW:丸山桂里奈 安藤梢
MF:岩渕真奈 高瀬愛実
MF:田中明日菜 宮間あや
DF:矢野喬子 熊谷紗希 岩清水梓 近賀ゆかり
GK:海堀あゆみ
FW:大儀見優季 安藤梢
MF:川澄奈穂美 高瀬愛実
MF:田中明日菜 阪口夢穂
DF:矢野喬子 熊谷紗希 岩清水梓 近賀ゆかり
GK:海堀あゆみ
五輪本大会へ入る前、戦術的な部分を除けば、澤のパフォーマンスが戻るかどうか、そして、主力組の選手たちと、控え組の選手たちと、そこに明らかな差がある、という2つの事を懸念していたのですが、澤のパフォーマンスの方は大丈夫そうで、しかし、控え組の選手たちのパフォーマンスについては、やはりまだ向上されていないようですね。佐々木監督としても、控え組の選手たちが、もう少し良いパフォーマンスを見せてくれないと、という事を感じた試合だったのではないかと思います。
特に、丸山、安藤、岩渕、高瀬、という、攻撃的なポジションの選手たちですね。この試合でのプランとして、主力組を休ませる、という事があった一方で、もう1つには、主力組の選手が怪我やカードの累積などで試合に出場できない、という事があった場合、その代わりとして誰を使うのか、もしくは、得点を取らなければならない、という試合展開になった時に、スーパーサブ的な選手を誰にするのか、それを見極めたい、という事があったと思うのですが、残念ながら、この試合では、それを見極められなかったかなと思います。
丸山は、サイドへ流れたり、中盤へ下がったり、そうやって起点にはなれていましたし、1回だけですが、素晴らしいフェイントで相手をかわしてチャンスを作ったり、という事での良い部分も見られてはいましたが、シュートのイメージ、得点のイメージ、それが想像できるようなプレーをしたシーンは無く、起点やチャンスメイクだけではなく、そういう得点を感じさせるようなプレーを見せてくれないと、少し使い難い選手になっているかなと思います。このチームでの自分の役割は何であるのか、もう一度確認して欲しいですね。
安藤は、しっかりボールを収めて、キープしながら相手を引き寄せて、そこからパスを出そう、というプレーの意図は良いと思いますし、また、やはり運動量という部分での守備への貢献というのは期待できるかなと思うのですが、まだあまりフィジカルコンディションが良くないのか、少しプレーにキレが無いかなと思います。個人的には、CFの位置よりも、右サイドなどで起用した方が良いと思っているのですが、どちらにしても、もう少し身体のキレを取り戻さないと、なかなか効果的なプレーはできないかなと思います。
岩渕は、W杯でも途中交代で使われていましたし、今大会、ここまででもカナダ戦では途中交代で出場しましたが、やはりまだ競り合いの弱さというのが顕著で、小さい身体とスピードを活かして、スルスルっと抜け出して、というイメージはあるとは思うのですが、それも、身体を当てられたところで止まってしまう、というシーンが多く、世界の舞台で活躍を見せるためには、もう1つ2つ、フィジカルの強さなり、テクニックなり、アイデアなり、という何かが必要かなと思います。
高瀬は、強いフィジカルと強引なドリブル、そして、空中戦の強さ、という武器があって、それはそれなりに発揮できていると思うのですが、FWではなくSHやボランチ、佐々木監督は高瀬をFWではなく中盤で起用する事が多いのですが、そうであるならば、やはり、もう少しパスの力や展開力というのが必要かなと思います。タイプは異なりますが、求めている役割としては、ザックジャパンにおける岡崎もしくは長谷部、というイメージなのかなとは思うのですが、どうもそれがハマっていないかなと思います。