米国アトランタで売春の容疑で検挙された韓国人女性が、これまで同様の容疑で3回拘束されていたことが分かった。韓国メディアが15日、報じた。

 検挙されたのはアトランタ北部のノークロスにあるマッサージ店の従業員で、12日に逮捕された後、保釈金を払って釈放されたという。売春容疑による逮捕は2009年に1回、今年の4月にも一度逮捕されており、今回は3回目だった。

 アトランタやテキサスでは、韓国人経営のマッサージ店が売春の温床だとして韓国人マッサージ店の撤退を要求する運動が展開されており、韓国でも「国際的な恥」「国の品格を傷つける」などと売春女性に対する批判が相次いでいる。韓国メディアによると、自浄運動を展開していた在米現地韓国人社会も困惑しているという。

 韓国では04年に「性売買特別法」を制定して売春の取り締まりを強化した。結果的にマッサージ店やカラオケなど形を変えての売春を増殖させ、海外遠征までもたらしたとの指摘が多い。売春女性の海外遠征は米国、オーストラリア、日本に多く、特に米国はメキシコ経由の密入国が多いとされる。(編集担当:金志秀)