インテルはイタリア代表を率いるチェーザレ・プランデッリ監督の招へいに興味を示している。しかし、FIGC(イタリアサッカー連盟)の会長は噂を全面否定した。『スカイスポーツ』が報じている。

 クラウディオ・ラニエリ前監督が解任された後、下部組織を指揮していたアンドレア・ストラマッチョーニ監督がインテルの采配を振っている。36歳の青年指揮官の周辺では、来シーズンも引き続き監督を務めるのではないかと噂されているが、マッシモ・モラッティ会長は将来について決定を下していない。同会長は、チャンピオンズリーグ出場権を得られる3位でフィニッシュできるかどうかが影響すると匂わせている。

「3位でフィニッシュできるかどうかというのは、1つの見方だね。目標を持ってプレーすることはいつも良いことだ。常に改善していこうというモチベーションに繋がる」

 そこで後任候補として浮上したのが、イタリア代表を率いているチェーザレ・プランデッリだ。現在2014年までFIGCと契約を結んでいるプランデッリだが、今夏開催されるユーロ2012での成績が去就に関係すると言われている。

 しかし、FIGCのジャンカルロ・アベーテ会長は、「噂でしかない。プランデッリはもう4年代表を率いることになっているんだから、このことについて話しても意味がない」とコメント。プランデッリのインテル行きの噂をシャットアウトした。