香川、決勝点含む2得点で今季通算11ゴール…ドルトは21戦無敗

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 ブンデスリーガ第27節が25日に行われ、日本代表MFの香川真司が所属するドルトムントはアウェーでケルンと対戦し、6−1の逆転勝利を収めた。香川は2得点を挙げて今シーズンのリーグ戦では通算11得点。ドルトムントは無敗記録を21試合に伸ばした。

 香川はトップ下の位置で先発出場。ドルトムントは序盤、出足の良いケルンの守備に苦しめられる。すると13分、ミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチに決められてしまい、1点を失う。

 しかし徐々にペースを取り戻すと、ルカシュ・ピズチェクが同点弾を奪取。そして迎えた47分、香川は右足で華麗なボレーシュートを決めてドルトムントが逆転に成功する。

 ドルトムントの勢いは止まらない。52分、今度は香川のヒールパスが起点となり、ロベルト・レヴァンドフスキが3点目を記録。78分には香川のグラウンダーのクロスからイルカイ・ギュンドアンが決めた。極めつけは80分、右サイドからのクロスボールに香川が右足で合わせ、自身2得点目となるゴール。

 香川は直後にお役御免となったが、ドルトムントはさらに1得点を追加。結局、今シーズン初となる6得点で快勝を収めた。ドルトムントはリーグ無敗記録を21に伸ばし、首位を堅守している。

[写真]=Getty Images