18日に行われたプレミアリーグのウォルヴァーハンプトン対マンチェスター・ユナイテッドの一戦で、試合前のウォームアップ中にマンUのFWウェイン・ルーニーが放ったシュートは、大きく外れて突然少年を襲った。

父親のアンディさんとスタンドにいた9歳のジェイミー・トーマス君は、顔を守ろうとして本能的に腕を上げる。だが、ボールは激しく腕にぶつかり、彼の手首を“壊した”。

ジェイミー君は単にぶつかっただけだと思い、前半が終わるまで頑張ったが、手首が腫れてきたため、スタジアムの救護室へ向かう。すると、医者はジェイミー君を病院へと送り、手首が骨折していることが判明。ジェイミー君はギブスをはめることになった。

英紙『サン』がこの件を報じるまで、まったく何も知らなかったルーニーだが、これを知ってすぐにジェイミー君の家へサイン入りユニフォームを贈った。ジェイミー君はルーニーの大ファンで、彼を見るためにスタジアムにいたのだ。

ルーニーはユニフォームのほかに、個人的に手紙まで送っており、さらに『ツイッター』で「#getwellsoon」というハッシュタグもつけ、ジェイミー君に謝罪している。