スペイン『マルカ』が報じたところによると、インテルのマッシモ・モラッティ会長が、バルセロナのペップ・グアルディオラ監督に2000万ユーロ(約21億4000万円)の年俸を準備しているという。だが、グアルディオラ監督にインテルからのオファーを検討するつもりはないようだ。いずれにしても、グアルディオラ監督のインテル指揮官就任は実現しないと見られている。

グアルディオラ監督とバルセロナの契約は今シーズン末までとなっているが、指揮官はまだ契約を延長するかどうか決めていない。モラッティ会長が2000万ユーロの年俸を用意しているのに加え、グアルディオラ監督は新たなサイクルを築くためにスタッフも全員連れていくことができるというが、それでもこのオファーは十分ではないようだ。

『マルカ』によると、グアルディオラ監督は自身の今後について考えているところだという。バルセロナとの契約を延長しない場合、同監督は1シーズン、現場から離れるのではないかということだ。そしてグアルディオラ監督は、代理人のホセ・マリア・オロビッチ氏に、どのクラブであっても話を聞く必要はなく、どんなオファーも検討する必要はないときつく伝えているという。