阪神タイガースの金本知憲外野手(43)の背番号6が、永久欠番に内定していると26日付のデイリースポーツが報じた。

故・藤村富美男氏の「10」、故・村山実氏の「11」、吉田義男氏の「23」に続く球団史上4人目の永久欠番で、生え抜き選手以外では初となる。

金本は03年に広島からFAで阪神に移籍し、2度目の優勝を果たした05年には打率.327、本塁打40本、125打点と打撃3部門で自己最高の成績を残してリーグMVPを受賞。9年間で2度のリーグ制覇に大きく貢献した。歴代でも安打、打点、得点、二塁打など、数々の通算成績で阪神球団の最多記録を更新している。

また、同記事によると、複数の球団首脳が「当然、そうなる」と話しており、実績などを考えれば永久欠番の条件としては申し分ないとしている。

しかし、ミスタータイガースと呼ばれる景浦將氏、田淵幸一氏、掛布雅之氏の背番号が永久欠番ではないことや、さらに生え抜きではない金本の内定には疑問の声も広がっている。

ネットの掲示板上では、野球ファンから「永久欠番も軽くなったもんだ」「永久欠番でいいから今辞めてくれ」「これで、阪神ファン辞めれるわ」「まだ桧山のほうが良い」「ファンは納得するのかこれ」といったような批判ばかりが目立つ。

昨年の体たらくも批判に拍車をかける要因となっている金本。永久欠番「6」をファンに認めてもらうには来期以降の復活した姿しかない。

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